文字の大きさ

桜丘学園・野球部専用グラウンドが完成

満田理事長による始球式=沖野グラウンドで
満田理事長による始球式=沖野グラウンドで
グラウンドの完成を祝った神事
グラウンドの完成を祝った神事

 学校法人「桜丘学園」(豊橋市南牛川2)は26日、同市牛川町に完成した野球部専用の「沖野グラウンド」で竣工式を開いた。広さ1万2980平方㍍で両翼100㍍、中堅120㍍で球場サイズの大きさになる。投手の練習場もある。
 桜丘高校野球部は1983年創部。これまでは学校の運動場で練習をしていた。右翼70㍍、左翼85㍍と狭く、外野の守備練習がしっかりできないなどの課題があった。住宅街にあることから、練習中に大きな声を出すことも遠慮していた。打撃練習では、ネットがあるものの破れてボールが外へ出ることもあった。
 創部以来の課題だった練習場所の狭さを克服しようと、9年前から用地を探し始めた。10カ所以上の候補地の中から、豊橋創造大学に近い同所に決まった。周囲は畑などで環境が良い。自転車を使えば約5分で学校から移動できる。
 杉澤哲監督は「試合で内外野の守備の連係がうまくできないことがある。広いグラウンドを活用し、守備練習をしっかりしたい。打撃練習も安心してできる」と話した。
 満田康一理事長は「部員たちが練習を思い切りやりつくすための施設が完成した。野球をエンジョイして、素晴らしい高校生活を送ってほしい」と願った。
 また前理事長の満田稔さんは「東三河の私立高校の野球部のある学校で、専用グラウンドがなかったのは、私たちだけだった。互いに切磋琢磨し、地元の有力選手が地元の高校を選んでもらえるような強いチーム作りにつながれば」と話した。
【竹下貴信】

 学校法人「桜丘学園」(豊橋市南牛川2)は26日、同市牛川町に完成した野球部専用の「沖野グラウンド」で竣工式を開いた。広さ1万2980平方㍍で両翼100㍍、中堅120㍍で球場サイズの大きさになる。投手の練習場もある。
 桜丘高校野球部は1983年創部。これまでは学校の運動場で練習をしていた。右翼70㍍、左翼85㍍と狭く、外野の守備練習がしっかりできないなどの課題があった。住宅街にあることから、練習中に大きな声を出すことも遠慮していた。打撃練習では、ネットがあるものの破れてボールが外へ出ることもあった。
 創部以来の課題だった練習場所の狭さを克服しようと、9年前から用地を探し始めた。10カ所以上の候補地の中から、豊橋創造大学に近い同所に決まった。周囲は畑などで環境が良い。自転車を使えば約5分で学校から移動できる。
 杉澤哲監督は「試合で内外野の守備の連係がうまくできないことがある。広いグラウンドを活用し、守備練習をしっかりしたい。打撃練習も安心してできる」と話した。
 満田康一理事長は「部員たちが練習を思い切りやりつくすための施設が完成した。野球をエンジョイして、素晴らしい高校生活を送ってほしい」と願った。
 また前理事長の満田稔さんは「東三河の私立高校の野球部のある学校で、専用グラウンドがなかったのは、私たちだけだった。互いに切磋琢磨し、地元の有力選手が地元の高校を選んでもらえるような強いチーム作りにつながれば」と話した。
【竹下貴信】

満田理事長による始球式=沖野グラウンドで
満田理事長による始球式=沖野グラウンドで
グラウンドの完成を祝った神事
グラウンドの完成を祝った神事

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR