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豊橋市消防本部が中部3県緊急消防援助隊と訓練

到着した援助隊に情報提供する市消防本部職員=中消防署で
到着した援助隊に情報提供する市消防本部職員=中消防署で

 防災の日の1日、豊橋市消防本部は、中部3県の緊急消防援助隊との合同訓練を同市東松山町の中消防署で開いた。
 訓練は1997年から、中部7県が輪番制で続けている。大規模災害発生を想定し、緊急消防援助隊との指揮や連携強化を図る。
 豊橋市は2020年に県内で4回目となる訓練を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期が続いていた。今回、感染防止対策を取り入れての初動、連絡体制と指揮命令系統の確認などをした。
 この日、市消防本部職員をはじめ、緊急消防援助隊に登録する浜松、岐阜、福井の消防局が参加した。
 訓練は南海トラフ地震が発生し、東三河全域で被害が生じ、豊橋は震度6強を観測、火災や家屋の倒壊など甚大な被害が起きているという想定。
 豊橋市消防職員は指揮本部で119番の情報を基に、けが人や建物に取り残された人数、火災の発生状況をホワイトボードに書き込んだ。続いて、援助隊3市の消防局員が本部に到着後、豊橋全域が記載された地図を見ながら、役割分担と救助活動中の注意点などの情報を共有した。
 豊橋市消防救急課の井上順雄課長補佐は「訓練を積み重ね、関係機関との連携強化などを図っていきたい」と話した。
【林大二朗】

 防災の日の1日、豊橋市消防本部は、中部3県の緊急消防援助隊との合同訓練を同市東松山町の中消防署で開いた。
 訓練は1997年から、中部7県が輪番制で続けている。大規模災害発生を想定し、緊急消防援助隊との指揮や連携強化を図る。
 豊橋市は2020年に県内で4回目となる訓練を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期が続いていた。今回、感染防止対策を取り入れての初動、連絡体制と指揮命令系統の確認などをした。
 この日、市消防本部職員をはじめ、緊急消防援助隊に登録する浜松、岐阜、福井の消防局が参加した。
 訓練は南海トラフ地震が発生し、東三河全域で被害が生じ、豊橋は震度6強を観測、火災や家屋の倒壊など甚大な被害が起きているという想定。
 豊橋市消防職員は指揮本部で119番の情報を基に、けが人や建物に取り残された人数、火災の発生状況をホワイトボードに書き込んだ。続いて、援助隊3市の消防局員が本部に到着後、豊橋全域が記載された地図を見ながら、役割分担と救助活動中の注意点などの情報を共有した。
 豊橋市消防救急課の井上順雄課長補佐は「訓練を積み重ね、関係機関との連携強化などを図っていきたい」と話した。
【林大二朗】

到着した援助隊に情報提供する市消防本部職員=中消防署で
到着した援助隊に情報提供する市消防本部職員=中消防署で

カテゴリー:社会・経済

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