豊橋東部中でTNP関連の「あいさつ標語」表彰式

　豊橋市立東部中学校区で展開する「ＴＮＰ（東部校区ナンバーワンプロジェクト）」の活動の一つ、「あいさつ標語」の表彰式が１日、東部中学校であった。
　同校と飯村、岩西、つつじが丘の各小学校、自治会などが一丸となり、よりよい校区作りに向けてあいさつ運動や地域清掃、会議などに取り組む。10年以上続くが、新型コロナウイルス禍で活動を一部縮小している。
　あいさつ標語は全校の児童生徒が夏休み前に書き上げ、学校ごとに最優秀賞１人と優秀賞数人を決めて表彰した。東部中での表彰式にはプロジェクトを支援し、あいさつ運動にも参加する豊橋シニアライオンズクラブから内藤公久会長ら２人が出席。内藤会長が「朝一番　校舎に響け　おはようと」の標語で最優秀賞となった茂津目芽生輝さん（２年）ら受賞生徒10人に表彰状を手渡した。
　茂津目さんは「朝、校舎中に気持ちの良いあいさつが響き渡ればと思いを込めた。最優秀に選ばれうれしかった。これからももっとあいさつを頑張りたい」と語った。
　「あいさつは人と人とをつなぐ大切なもの。いつでもどこでもだれにでもあいさつし、つながりを作ってほしい」と梅原康史校長。内藤会長も「１０００を越す児童生徒が、あいさつについて一生懸命考えてくれたことが大切」と話した。
　各小学校の最優秀賞は次の皆さん。いずれも６年生。（敬称略）
　石川蒼真（飯村）「あいさつで　世界の人と　関わりを」▽佐原玖輝（岩西）「コロナでも　光輝く　あいさつだ」▽鳥居丈太郎（つつじが丘）「あいさつは　仲を深める　大チャンス」
【田中博子】