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「調理食品青年交流会」10年ぶり豊橋大会

二宮金次郎の行動について講演する中桐さん=いずれもホテルアークリッシュ豊橋で
二宮金次郎の行動について講演する中桐さん=いずれもホテルアークリッシュ豊橋で
あいさつする髙坂大会会長
あいさつする髙坂大会会長

佃煮や煮豆、惣菜など調理食品メーカーや関係業者の若手で構成する「調理食品青年交流会」による第31回「豊橋大会」が、豊橋市駅前大通1の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。北海道から九州まで全国から約60人が出席、二宮金次郎7代目子孫にあたる中桐万里子さんの講演やグループワークなどを通して自己研さんをするとともに親交を深めた。
 毎年各地区持ち回りで開く全国大会で、豊橋大会は10年ぶり。新型コロナウイルス禍で昨年、一昨年は中止し、今年は規模を縮小し3年ぶりに関係者が顔を合わせた。
 大会テーマは「ChangeとChallengeしてみりん みんなにエールを送るでのん」。新型コロナウイルス禍、原材料や人件費の高騰など、業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、新しい生活様式で新しい技術を取り入れることが必要不可欠とし、時代に残されないよう新しい価値観を取り入れることを目指した。
 大会会長の髙坂悠太氏が「この3年間、皆さまがどれだけ必死に考え、会社を守ろうとしてきたか、そういったことをお話できるのを楽しみにしている。短い時間だが熱く楽しく過ごしていきたい」などとあいさつ。来賓あいさつの後、次回開催地が東京、次々回が兵庫開催と発表された。
 続いて中桐さんが「二宮金次郎に学び、新しい時代の価値創造を志すリーダーたちへ」の題で講演した。中桐さんは1974年生まれで、5代目の祖母から金次郎(1787~1856年)の生き方を聞いて育った。
 講演では、自然災害が続いた時代に金次郎が取り組んだ600以上の被災地復興のエピソードを紹介。マニュアルの通じない時代、経済的、技術的指導だけでなく「心の田」を復活させる必要があったことを述べ、困難を乗り越えるには「現実にしっかり向き合い、その上でチャレンジ」が必要などと説いた。
 講演後は「自分にとっての幸せとは」と題したグループワークがあり、参加者が講演をもとに、大会テーマ「チェンジとチャレンジ」にも結びつけ、自分や会社にとっての「幸せ」を考え討論した。
【田中博子】

佃煮や煮豆、惣菜など調理食品メーカーや関係業者の若手で構成する「調理食品青年交流会」による第31回「豊橋大会」が、豊橋市駅前大通1の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。北海道から九州まで全国から約60人が出席、二宮金次郎7代目子孫にあたる中桐万里子さんの講演やグループワークなどを通して自己研さんをするとともに親交を深めた。
 毎年各地区持ち回りで開く全国大会で、豊橋大会は10年ぶり。新型コロナウイルス禍で昨年、一昨年は中止し、今年は規模を縮小し3年ぶりに関係者が顔を合わせた。
 大会テーマは「ChangeとChallengeしてみりん みんなにエールを送るでのん」。新型コロナウイルス禍、原材料や人件費の高騰など、業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、新しい生活様式で新しい技術を取り入れることが必要不可欠とし、時代に残されないよう新しい価値観を取り入れることを目指した。
 大会会長の髙坂悠太氏が「この3年間、皆さまがどれだけ必死に考え、会社を守ろうとしてきたか、そういったことをお話できるのを楽しみにしている。短い時間だが熱く楽しく過ごしていきたい」などとあいさつ。来賓あいさつの後、次回開催地が東京、次々回が兵庫開催と発表された。
 続いて中桐さんが「二宮金次郎に学び、新しい時代の価値創造を志すリーダーたちへ」の題で講演した。中桐さんは1974年生まれで、5代目の祖母から金次郎(1787~1856年)の生き方を聞いて育った。
 講演では、自然災害が続いた時代に金次郎が取り組んだ600以上の被災地復興のエピソードを紹介。マニュアルの通じない時代、経済的、技術的指導だけでなく「心の田」を復活させる必要があったことを述べ、困難を乗り越えるには「現実にしっかり向き合い、その上でチャレンジ」が必要などと説いた。
 講演後は「自分にとっての幸せとは」と題したグループワークがあり、参加者が講演をもとに、大会テーマ「チェンジとチャレンジ」にも結びつけ、自分や会社にとっての「幸せ」を考え討論した。
【田中博子】

二宮金次郎の行動について講演する中桐さん=いずれもホテルアークリッシュ豊橋で
二宮金次郎の行動について講演する中桐さん=いずれもホテルアークリッシュ豊橋で
あいさつする髙坂大会会長
あいさつする髙坂大会会長

カテゴリー:社会・経済

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