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県がオミクロン対応ワクチン発送へ

今年の高齢者施設での陽性者数推移
今年の高齢者施設での陽性者数推移

 県は、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した2価ワクチンについて、19日の週から市町村に発送する。接種可能回数は約170万回分。ファイザーが2、モデルナが1の割合で、10月3日までの週に分けて送る。
 従来株と、オミクロンBA・1株に由来する成分を含むワクチン。現在流行している「BA・5」にも一定の効果があるとされる。「BA・4」「BA・5」に対応するワクチンの開発も進んでいるという。
 東三河では、ファイザーとモデルナを合わせて、豊橋市8万2540回分▽豊川市4万1880回分▽蒲郡市1万8500回分▽新城市1万1080回分▽田原市1万3570回分▽設楽町と東栄町が各1220回分▽豊根村1170回分-となっている。
 また、9月以降も継続することになった県内5カ所の大規模接種会場でも今月29日以降順次、オミクロン株対応ワクチンの接種を始める。いずれもモデルナ製で2回目接種を終えて接種券のある18歳以上が対象。

第7波で高齢者施設の陽性者数など過去最多

 一方、県は高齢者施設での新型コロナウイルスの拡大状況をまとめた。第7波により、陽性者数、施設数とも過去最多となっている。
 2020年7月14日から今年8月31日までのデータを集計した。施設と事業所ベースでは、陽性者が出たのは7599カ所。このうち8月分で2087カ所を占めた。
 陽性者の総数は3万1167人。8月分は1万1222人で施設利用者は6413人、職員は4809人だった。
 施設の種別に陽性となった人の数をみると、利用者ベースでは、介護老人保健施設などが4688人(8月分1854人)、特別用語老人ホームが3912人(同1612人)、デイサービスが3397人(同1096人)の順。
 施設・事業所数は7月の951件から8月は20879件と2・2倍に増加。陽性者は7月の3376人から8月の1万1222人と3・3倍に増えている。
【山田一晶】

 県は、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した2価ワクチンについて、19日の週から市町村に発送する。接種可能回数は約170万回分。ファイザーが2、モデルナが1の割合で、10月3日までの週に分けて送る。
 従来株と、オミクロンBA・1株に由来する成分を含むワクチン。現在流行している「BA・5」にも一定の効果があるとされる。「BA・4」「BA・5」に対応するワクチンの開発も進んでいるという。
 東三河では、ファイザーとモデルナを合わせて、豊橋市8万2540回分▽豊川市4万1880回分▽蒲郡市1万8500回分▽新城市1万1080回分▽田原市1万3570回分▽設楽町と東栄町が各1220回分▽豊根村1170回分-となっている。
 また、9月以降も継続することになった県内5カ所の大規模接種会場でも今月29日以降順次、オミクロン株対応ワクチンの接種を始める。いずれもモデルナ製で2回目接種を終えて接種券のある18歳以上が対象。

第7波で高齢者施設の陽性者数など過去最多

 一方、県は高齢者施設での新型コロナウイルスの拡大状況をまとめた。第7波により、陽性者数、施設数とも過去最多となっている。
 2020年7月14日から今年8月31日までのデータを集計した。施設と事業所ベースでは、陽性者が出たのは7599カ所。このうち8月分で2087カ所を占めた。
 陽性者の総数は3万1167人。8月分は1万1222人で施設利用者は6413人、職員は4809人だった。
 施設の種別に陽性となった人の数をみると、利用者ベースでは、介護老人保健施設などが4688人(8月分1854人)、特別用語老人ホームが3912人(同1612人)、デイサービスが3397人(同1096人)の順。
 施設・事業所数は7月の951件から8月は20879件と2・2倍に増加。陽性者は7月の3376人から8月の1万1222人と3・3倍に増えている。
【山田一晶】

今年の高齢者施設での陽性者数推移
今年の高齢者施設での陽性者数推移

カテゴリー:社会・経済

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