桜丘中高と豊橋高生が全国大会での活躍を市長と教育長に報告

　私立桜丘中学と高校の生徒と、市立豊橋高校昼間部の生徒が８日、全国大会での活躍を浅井由崇市長と山西正泰教育長に報告した。【岸侑輝】
　桜丘で入賞したのは、全国高校総体で、卓球部が女子学校対抗３位と女子ダブルス準優勝▽自転車部の鴨下佳朋さんが男子個人スプリント６位▽全国高校日本拳法選手権で、日本拳法部が男子団体準優勝▽日本中学校ダンス部選手権で、中学ダンス部が準優勝－となっている。
　入賞した選手や部のキャプテンら３年生が代表して出席した。卓球部の小林りんごさんは「優勝を目指していたのでちょっと悔しいがメダルを取れてほっとした」と話した。小林さんとダブルスを組んだ野村光さんは「次は社会人として頑張っていきたい」と意欲をみせた。
　鴨下さんは競輪選手を目指しているという。「悔しさはあるが、大学では反省を生かし次につなげたい」と語った。日本拳法の鈴木海さんは「自分がここ一番で負けてしまい悔しかったが、大学でも続けて強豪校を倒し、愛知の名を広めたい」と抱負を述べた。
　ダンス部の原みことさんは「皆で全力で踊り切れた。最高の思い出になった」と笑顔で話した。
　また、豊橋高校の生徒は全国高校定時制通信制体育大会で入賞した陸上男子２００㍍３位、１００㍍５位、４００㍍リレー７位の判家悠也さん（３年）▽女子３０００㍍６位の佐藤沙奈さん（１年）▽女子砲丸投げ６位の呉屋邪悉明さん（１年）▽女子円盤投げ８位の長岡せなさん（４年）▽バドミントン個人戦男子シングルス３位の彦田禅二さん（１年）－の５人。
　判家さんは力は出し切ったとして「就職か進学か悩んでいるが、大学に行ったら陸上も続けたい」と話した。呉屋さんはバレー部にも所属、「満足のいく結果。学んだことをバレーでも生かしたい」と笑顔で報告した。
　長岡さんは「緊張してあまり飛ばせなかった」と悔やみつつも「社会人になったらバレーをやっていきたい」と前向きに語った。彦田さんは「攻めのスタイルを学んで、来年は優勝したい」と意気込んだ。佐藤さんは欠席だった。