食品ロス削減へCTTと楽笑が連携
蒲郡市海陽町の「変なホテル」内にあるレストラン「シェフズトライテーブル」(CTT)は15日、同市三谷町の社会福祉法人「楽笑」と連携し、食品ロス削減の取り組みを始めた。
CTTは、調理で出た不要な食材や、ビュッフェで残った食品を肥料にし、食品ロス削減を進めている。市企画政策課サーキュラーシティ推進室に、肥料化の取り組みを市内で役立てたいと相談。同推進室は子ども食堂「NOCO'Sキッチン」などを運営する楽笑を紹介した。
楽笑の小田泰久理事長は、子どもに食材の大切さや、食の循環を楽しく学んでほしいと考え快諾した。三谷町の施設の畑で、ホテルから出た食品の残りを使った肥料を活用、ジャガイモやニンジンを育てることになった。
この日、呼び掛けに応じた市内の小学生約50人が参加。楽笑の職員が食品ロス削減の取り組みを紹介した後、4グループに分かれて肥料をまき、ジャガイモとニンジンの苗を植えた。CTTの広段勇介シェフが訪れ、参加した児童にパスタを振る舞った。
山田帆希さん(10)は「また、食べ物に生まれ変わるので、いいことだと思います」と話した。
育てた食材は来年4月頃に収穫し、広段さんがカレーにする予定。
【林大二朗】
蒲郡市海陽町の「変なホテル」内にあるレストラン「シェフズトライテーブル」(CTT)は15日、同市三谷町の社会福祉法人「楽笑」と連携し、食品ロス削減の取り組みを始めた。
CTTは、調理で出た不要な食材や、ビュッフェで残った食品を肥料にし、食品ロス削減を進めている。市企画政策課サーキュラーシティ推進室に、肥料化の取り組みを市内で役立てたいと相談。同推進室は子ども食堂「NOCO'Sキッチン」などを運営する楽笑を紹介した。
楽笑の小田泰久理事長は、子どもに食材の大切さや、食の循環を楽しく学んでほしいと考え快諾した。三谷町の施設の畑で、ホテルから出た食品の残りを使った肥料を活用、ジャガイモやニンジンを育てることになった。
この日、呼び掛けに応じた市内の小学生約50人が参加。楽笑の職員が食品ロス削減の取り組みを紹介した後、4グループに分かれて肥料をまき、ジャガイモとニンジンの苗を植えた。CTTの広段勇介シェフが訪れ、参加した児童にパスタを振る舞った。
山田帆希さん(10)は「また、食べ物に生まれ変わるので、いいことだと思います」と話した。
育てた食材は来年4月頃に収穫し、広段さんがカレーにする予定。
【林大二朗】