豊橋信金「ファミリーミュージカル」

　豊橋信用金庫は24日、「ファミリーミュージカル」を豊橋市草間町の「アイプラザ豊橋」で開いた。劇団四季が米児童文学作家ロイド・アリグザンダー原作の「人間になりたがった猫」を演じた。
　信金利用者とその子どもなど５７４人がステージで繰り広げられた踊りや歌を楽しんだ。
　人の言葉を話せる猫ライオネルは人間に憧れていたが、飼い主で魔法使いのステファヌス博士は人間嫌い。博士に口答えしたライオネルは罰として人間に変えられる。罰を喜ぶライオネルはブライトフォードの町へ向かい、町の人たちとの交流を通して人間の素晴らしさや恐ろしさ、その心など人間の魅力を知っていく。
　コミカルに、時にサスペンス風に進む物語がカーテンコールを迎えると、来場者から惜しみない拍手が起きた。
【岸侑輝】