赤い羽根共同募金運動スタート

豊橋でも園児ら元気に協力呼び掛け

　「第76回赤い羽根共同募金運動」が１日、全国一斉に始まった。豊橋市でも街頭募金活動がスタートし、初日は民生委員児童委員協議会47人と花園幼稚園の年長園児のうち29人が参加し、募金を呼び掛けた　ペデストリアンデッキで激励セレモニーがあり、浅井由崇市長、堀田伸一市議会議長ら行政や福祉関係者が出席。県共同募金会豊橋支会の加藤三男会長が民生委員や園児らに礼を述べ、「コロナ禍での運動になる。皆さんのご尽力で少しでも成果があがれば」などとあいさつ。浅井市長らも激励した。
　募金箱や羽根を手にした園児はペデストリアンデッキの通路に、民生委員は駅周辺の４カ所に分かれて募金活動。花園幼稚園の参加は３年ぶりで、園児らは「赤い羽根共同募金にご協力をお願いします」と元気いっぱいの声で呼び掛けた。募金した人は、園児から赤い羽根を受け取った。また民生委員らは新型コロナウイルス対策として声での呼びかけの代わりに、協力を求めるカードを掲げてアピールした。
　豊橋市内では今月30日までの計14日間で、各種団体や中高生ら延べ約５７０人が募金活動の参加協力を予定している。
【田中博子】