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八町小校区住民へ豊橋市が新アリーナ説明会

新アリーナ整備方針について質問する住民=八町小学校で
新アリーナ整備方針について質問する住民=八町小学校で

 豊橋市立八町小学校で1日夜、校区内の豊橋公園(今橋町)で市が2026年完成を目指す「多目的屋内施設」(新アリーナ)の整備事業に関する説明会があった。住民ら約100人が、市担当部局からの整備に関する経緯や方針、来年2月にも策定する基本計画など今後のスケジュールについて説明を受けた。
 住民の要望で校区自治会が開いた。担当部局の説明を踏まえ、地域の発展に役立つかなど正しい理解と認識を深めることを趣旨とした。
 2015年の検討開始から19年の協議終了などを経て、今年5月末に豊橋公園での整備方針を発表。国や県も支援を表明して機運が高まりつつある。プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホーム利用、各種興行などの採算見込みから5000人収容での整備を想定している。
 新アリーナ検討の背景と市総合体育館(神野新田町)の現状では、①老朽化と市民利用の過密化②地震など有事の防災拠点機能維持③経済効果につながる中心部のにぎわい創出―で課題が残る点を挙げた。
 特に防災面では、総合体育館一帯の豊橋総合スポーツ公園を広域防災拠点とする現状を「自衛隊や警察など広域応援部隊の人員や物資などの集積拠点。液状化などが心配される中、県や警察署など関係機関に近い豊橋公園は新たな拠点として有望」などと説いた。
 今後は2月の基本計画策定へ向け、委託事業者を通じて10月に「新アリーナや豊橋公園の機能や期待」について市民アンケート、スポーツ協会へのヒアリングを踏まえ中間報告など経て来年7月以降に事業者公募と選定に入る見通し。
 住民からは、周辺の混雑対策や収容規模と採算性の根拠、中心部での回遊の可能性など質問が矢継ぎ早に飛んだ。
【加藤広宣】

 豊橋市立八町小学校で1日夜、校区内の豊橋公園(今橋町)で市が2026年完成を目指す「多目的屋内施設」(新アリーナ)の整備事業に関する説明会があった。住民ら約100人が、市担当部局からの整備に関する経緯や方針、来年2月にも策定する基本計画など今後のスケジュールについて説明を受けた。
 住民の要望で校区自治会が開いた。担当部局の説明を踏まえ、地域の発展に役立つかなど正しい理解と認識を深めることを趣旨とした。
 2015年の検討開始から19年の協議終了などを経て、今年5月末に豊橋公園での整備方針を発表。国や県も支援を表明して機運が高まりつつある。プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホーム利用、各種興行などの採算見込みから5000人収容での整備を想定している。
 新アリーナ検討の背景と市総合体育館(神野新田町)の現状では、①老朽化と市民利用の過密化②地震など有事の防災拠点機能維持③経済効果につながる中心部のにぎわい創出―で課題が残る点を挙げた。
 特に防災面では、総合体育館一帯の豊橋総合スポーツ公園を広域防災拠点とする現状を「自衛隊や警察など広域応援部隊の人員や物資などの集積拠点。液状化などが心配される中、県や警察署など関係機関に近い豊橋公園は新たな拠点として有望」などと説いた。
 今後は2月の基本計画策定へ向け、委託事業者を通じて10月に「新アリーナや豊橋公園の機能や期待」について市民アンケート、スポーツ協会へのヒアリングを踏まえ中間報告など経て来年7月以降に事業者公募と選定に入る見通し。
 住民からは、周辺の混雑対策や収容規模と採算性の根拠、中心部での回遊の可能性など質問が矢継ぎ早に飛んだ。
【加藤広宣】

新アリーナ整備方針について質問する住民=八町小学校で
新アリーナ整備方針について質問する住民=八町小学校で

カテゴリー:社会・経済

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