白井さんの旭日双光章受章祝賀会

　豊橋農業協同組合の前代表理事組合長、白井良始さんの旭日双光章受章祝賀会が、豊橋市藤沢町の「ロワジールホテル豊橋」で開かれた。約２８０人の農業関係者や各種団体の役員らが出席し、受章を喜んだ。
　伊藤友之豊橋農業協同組合代表理事組合長が呼びかけ、大村秀章知事や根本幸典衆院議員、豊橋市の浅井由崇市長らが来賓として祝辞を述べた。農協団体関係者からも祝いの言葉が寄せられた。
　白井さんは農家の長男として生まれた。安城農林高校を卒業とともに家業の農業を継ぎ、先進的な農業生産に取り組んでいたところを請われ、ＪＡ豊橋市南部の監事として積極的な改革を進めた。その後、その姿勢が評価され、ＪＡ豊橋で16年の長きにわたり、組合長を勤め上げた。
　祝賀会のお礼の中で白井さんは「有始有終」の言葉を挙げた。「高校の校門にある橋の前で、初代校長山崎延吉の『優始、優秀』を唱え、『我、農に生まれ、農に生き、農を生かさん』とあわせ母校の校訓を胸に頑張ってきた。そんな自分を支えてくれたのは、地元の農業関係者やご来場の皆さま、そして家族のおかげ」と謝辞を述べた。そして３人のお孫さんの奈々美さん、美里愛さん、大雅さんからの祝いの花束を、妻孝子さんとともに、満面の笑みで受け取った。
（原基修）