山川豊さんが出演 豊川市制80周年PR動画

　豊川市は来年６月１日に市制施行80周年を迎えるのを前に、歌手の山川豊さんが出演する、市をＰＲする短編動画を作成した。プロローグ編を17日、公開した。ユーチューブの豊川市公式チャンネル＝ＱＲコード＝で閲覧できる。
　豊川の魅力である「山」と「川」に加え、豊川市の「豊」が名前に入っていることから、山川さんを起用した。
　動画では、山川さんが「豊川豊」に改名して、「豊川って、豊かだ」をキャッチコピーにして、さまざまな魅力をＰＲする。プロローグ編では、山川さんに職員が名前の改名を依頼するシーンを紹介する。
　他に名産、歴史、文化、自然、子育て支援、暮らしの６本の短編もあり、21日に公開する。名産ではバラ、歴史では旧東海道、文化では数多くの祭り、自然では山や川、子育て、暮らしでは住みやすい豊川をＰＲする。時間はすべて30秒。
　動画では、山川さんが頭にピンク色で「豊」の文字が入ったかつらをかぶり、魅力をＰＲする。竹本幸夫市長は「面白くて、今までにないインパクトがある。ぜひ視聴を」と話す。
　山川さんは「新しい山川豊の一面を出そうと決意して撮影にのぞみました。職員や市民の皆さんから豊川をＰＲしたいという熱い思いを感じました。豊川市の魅力に触れる人が増えたらいいなと思います」と話す。
　動画には職員や「よさこい踊り」のチームに所属する市民も出演する。出演した職員の杉浦有香さん（26）と松井卓也さん（37）は「面白くて、さまざまな豊川の豊かさを感じられる動画です」とＰＲする。
　今後、３～４分の長編を作成する。豊川にゆかりのある人々が登場する予定で、来年公開する。
【竹下貴信】