駒屋でMOA美術館豊橋児童作品展

　豊橋市内の小学生による絵画や書を展示する「第33回ＭＯＡ美術館豊橋児童作品展」が21日、同市の商家「駒屋」離れ座敷で始まった。23日まで。
　実行委員会主催、東愛知新聞社など後援。次代を担う子どもたちが絵画や書写を通して情操を養い豊かな心を育てることが目的。今年は市内45校から２０６０点が寄せられ、優秀作品が選ばれた。
　駒屋での展示は昨年に続き２回目。11月の「こども未来館ここにこ」での展示に先がけ、「ここにこ」まで来られない人や、日本家屋でゆっくり観賞したい人向けに開いた。昨年も好評だった。
　会場には豊橋市長賞、東愛知新聞社賞など入賞作品83点を掲示している。豊橋市長賞は、絵画の部で内田芽吹さん（旭５）、書写の部で谷野紬さん（つつじが丘６）の作品が選ばれたほか、東愛知新聞社賞は、絵画の部で岡元亮介さん（牟呂６）、書写の部で竹腰巧さん（向山１）の作品が選ばれた。
　「ここにこ」の展示は11月15～20日に企画展示室で。最終日は同館で表彰式もある。
【田中博子】