石巻中3年生に「合格次郎柿」 JA豊橋部会員らプレゼント

　ＪＡ豊橋柿部会技術改善研究会は24日、豊橋市立石巻中学校を訪ね、特産の次郎柿のうち、形状から名付けた「合格次郎柿」を受験前の３年生に贈った。縁起物として毎秋贈り続けている。ＪＡでは11月下旬まで予約販売中。
　摘み取らず、実がきれいに育った柿の「五角」形と「合格祈願」を掛け合わせた。長雨や暑さにも耐えて「落ちない」ことから２００４年の新発当時から縁起物として人気商品となった。
　この日は鈴木義弘会長がクラスごとに４箱（各６個入り）を生徒に手渡した。特別支援学級には四角い「だるま」型の次郎柿をプレゼント。各教室に飾った後で切り分けて食べるという。
　鈴木秀尚さんは「勉強がはかどらないこともあるが、次郎柿を食べて受験を乗り切りたい」とご利益に期待した。
　鈴木会長は「受験勉強は大変だろうが、柿を食べて体調管理に努め、志望校に合格してほしい」とエールを送った。
　予約販売は産直店「ゆめ彩館」（石巻本町）で１個５０９円（税込）。問い合わせは同店（０５３２・87・１７７７）へ。　
【加藤広宣】