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具材ごろごろ「東三河カレー」 3日からCFで先行販売

共同開発した「東三河カレー」を持つ4社=豊川市御津町で
共同開発した「東三河カレー」を持つ4社=豊川市御津町で
東三河カレー(提供)
東三河カレー(提供)
具材ごろごろ「東三河カレー」 3日からCFで先行販売

 東三河の食品関連企業4社が集まった「東三河カレープロジェクト」は3日から、共同開発したレトルト商品「東三河カレー」(1人前220㌘)をクラウドファンディング(CF)サイト「OHACO」=QRコード=で先行販売する。12月3日まで。

 4社は豊川市の食品加工「ヤマグチファーム」と豊橋市の鶏肉屋「鳥長三代」、田原市のミニトマト農家「陽菜ちゃん農園」とギョーザ専門店「社龍」。2021年に、新型コロナウイルスの影響で飲食店への卸売が激減した際、SNSを活用して商品を宣伝していた時に知り合った。「何とか今を乗り越え、収束したら何か楽しいことをやろう」と目標を持ち、互いを支え合ってきた。
 今年4月に鳥長三代の保永茉杜香専務が「コロナが落ち着き始めたから、みんなで何かしよう」と提案。コロナ禍でも東三河に足を伸ばすきっかけの一つになればと、4社が扱う地元食材を使ったカレーの開発プロジェクトを立ち上げた。幅広い年齢層から人気があり、4社が生産する食材と相性が合うことからカレーに決めたという。
 4月からは毎日のようにSNSで商品開発について話し合い、実際に5回ほど試作を重ね、8月に完成させた。
 味は中辛。食材にはヤマグチファームのオリジナルブランド豚「とよかわみー豚」のもも肉、鳥長三代の親鶏100%使用の肉だんご、陽菜ちゃん農園のミニトマトやジャガイモ、社龍の自家製ニンニクを使った。食材の存在感を生かすため、具材を大きくカットしてるのが特徴だ。
 多くの人に東三河の魅力を伝えようと、オリジナルパッケージを4種作成した。ヤマグチファームの杉山文理営業部長が知人のイラストレーターに協力を依頼し、4社の代表と東三河の名所や名産品をイラストにした。四つのパッケージを並べると東三河の地図やカレーの絵が完成する仕掛けを取り入れた。
 10月31日、ヤマグチファームで報道陣向けの発表があった。開発に携わったヤマグチファームの山口一広社長と杉山部長をはじめ、鳥長三代の保永専務、陽菜ちゃん農園の森下敏之代表、社龍の鈴木利弥代表が出席。開発に至った経緯や商品の魅力を熱く語った。森下代表は「自信をもって出せる商品。食べて東三河に興味を持ってほしい」と話した。
 クラウドファンディングは各店のセット(カレー2食+オリジナル製品)が4400円から。12月3日以降は4社の自社サイトまたは地域のゆかりのある場所で一般販売する予定。
【林大二朗】

 東三河の食品関連企業4社が集まった「東三河カレープロジェクト」は3日から、共同開発したレトルト商品「東三河カレー」(1人前220㌘)をクラウドファンディング(CF)サイト「OHACO」=QRコード=で先行販売する。12月3日まで。

 4社は豊川市の食品加工「ヤマグチファーム」と豊橋市の鶏肉屋「鳥長三代」、田原市のミニトマト農家「陽菜ちゃん農園」とギョーザ専門店「社龍」。2021年に、新型コロナウイルスの影響で飲食店への卸売が激減した際、SNSを活用して商品を宣伝していた時に知り合った。「何とか今を乗り越え、収束したら何か楽しいことをやろう」と目標を持ち、互いを支え合ってきた。
 今年4月に鳥長三代の保永茉杜香専務が「コロナが落ち着き始めたから、みんなで何かしよう」と提案。コロナ禍でも東三河に足を伸ばすきっかけの一つになればと、4社が扱う地元食材を使ったカレーの開発プロジェクトを立ち上げた。幅広い年齢層から人気があり、4社が生産する食材と相性が合うことからカレーに決めたという。
 4月からは毎日のようにSNSで商品開発について話し合い、実際に5回ほど試作を重ね、8月に完成させた。
 味は中辛。食材にはヤマグチファームのオリジナルブランド豚「とよかわみー豚」のもも肉、鳥長三代の親鶏100%使用の肉だんご、陽菜ちゃん農園のミニトマトやジャガイモ、社龍の自家製ニンニクを使った。食材の存在感を生かすため、具材を大きくカットしてるのが特徴だ。
 多くの人に東三河の魅力を伝えようと、オリジナルパッケージを4種作成した。ヤマグチファームの杉山文理営業部長が知人のイラストレーターに協力を依頼し、4社の代表と東三河の名所や名産品をイラストにした。四つのパッケージを並べると東三河の地図やカレーの絵が完成する仕掛けを取り入れた。
 10月31日、ヤマグチファームで報道陣向けの発表があった。開発に携わったヤマグチファームの山口一広社長と杉山部長をはじめ、鳥長三代の保永専務、陽菜ちゃん農園の森下敏之代表、社龍の鈴木利弥代表が出席。開発に至った経緯や商品の魅力を熱く語った。森下代表は「自信をもって出せる商品。食べて東三河に興味を持ってほしい」と話した。
 クラウドファンディングは各店のセット(カレー2食+オリジナル製品)が4400円から。12月3日以降は4社の自社サイトまたは地域のゆかりのある場所で一般販売する予定。
【林大二朗】

共同開発した「東三河カレー」を持つ4社=豊川市御津町で
共同開発した「東三河カレー」を持つ4社=豊川市御津町で
東三河カレー(提供)
東三河カレー(提供)
具材ごろごろ「東三河カレー」 3日からCFで先行販売

カテゴリー:社会・経済

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