新城「八名丸里芋」の収穫と出荷がピーク
新城市内で生産する「八名丸里芋」の収穫と出荷がピークを迎えた。農家によると今年も十分な降雨量があり、大ぶりに育ったという。
市内南東部の旧八名村で1940年頃から栽培される。球状の丸みがある外観で、軟らかい肉質と粘り気の強さが特徴だ。県から「あいちの伝統野菜」に認定されている。
JA愛知東によると市内の81人が約7㌶で栽培している。今年は7~8月に十分な降雨量があり、順調に育った。
生産者団体「八名丸さといも部会」部会長の山本松宏さん(70)は杉山の8㌃の畑で栽培する。地中から掘り出した親芋に付いた約20個の子芋を専用の分離機で切り離す。「水分が欲しい8月にかけて雨が降ったので大きく育った。イカと一緒に煮込んで食べるのがおいしい」と説明した。
農協によると今年度は32・2㌧の出荷を見込む。豊橋や名古屋の市場へ出される。
【安藤聡】
新城市内で生産する「八名丸里芋」の収穫と出荷がピークを迎えた。農家によると今年も十分な降雨量があり、大ぶりに育ったという。
市内南東部の旧八名村で1940年頃から栽培される。球状の丸みがある外観で、軟らかい肉質と粘り気の強さが特徴だ。県から「あいちの伝統野菜」に認定されている。
JA愛知東によると市内の81人が約7㌶で栽培している。今年は7~8月に十分な降雨量があり、順調に育った。
生産者団体「八名丸さといも部会」部会長の山本松宏さん(70)は杉山の8㌃の畑で栽培する。地中から掘り出した親芋に付いた約20個の子芋を専用の分離機で切り離す。「水分が欲しい8月にかけて雨が降ったので大きく育った。イカと一緒に煮込んで食べるのがおいしい」と説明した。
農協によると今年度は32・2㌧の出荷を見込む。豊橋や名古屋の市場へ出される。
【安藤聡】