「市民の日」に豊橋の6機関で一日長活躍
豊橋市民愛市憲章推進協議会(河合秀矩会長)が定める「市民の日」の11日、市内6機関で市民から選んだ「一日長」が職務に就いた。式典では一日長が勢ぞろいし、活動報告した。愛市憲章の実践者や公募した「フォト&メッセージコンテスト」の優秀者の表彰式もあった。
市長は山部さん
「一日市長」の山部チアゴさん(15)=市立吉田方中学校3年=は、市長のいすに腰掛けて初めての公務に当たった。書類決裁を任され、慎重な手つきで押印した。
前期生徒会長として学年同士の交流機会「吉中ふれあいタイム」を提案した山部さん。「新型コロナウイルス禍で交流が減ったので生徒から好評だった」と報告した。
「一番のやりがいは」の質問に浅井市長は「市民の考えを形にできる点。決断の難しさや重責もやりがいにつながる」などと応じた。
警察署長は松浦さん
「一日警察署長」に就いた松浦久美さん(25)=豊橋信用金庫中央支店=は、豊橋署の鈴木彰署長や署員らと街頭での防犯啓発に参加した。
豊橋駅東口ペデストリアンデッキでは県警マスコットキャラクター「コノハけいぶ」と一緒に通行人らに声を掛け、啓発グッズを手渡しながら市内で多発する自転車盗や特殊詐欺事件被害の防止を呼びかけた。
松浦さんは「警察官の仕事を1日観察して、地域の信用金庫の一員として今後の業務に生かしたい」と意欲を見せた。
市役所講堂での式典では市議会議長、商工会議所会頭、駅長、郵便局長に選ばれた一日長もそろった。協議会の大河一夫副会長は「コロナ禍の逆境にこそ優しい心を大切にする憲章の理念が不可欠だ。各市民の努力が共感を呼び、豊かで明るい未来へ向かう大きな力としたい」と語った。
【加藤広宣、林大二朗】
豊橋市民愛市憲章推進協議会(河合秀矩会長)が定める「市民の日」の11日、市内6機関で市民から選んだ「一日長」が職務に就いた。式典では一日長が勢ぞろいし、活動報告した。愛市憲章の実践者や公募した「フォト&メッセージコンテスト」の優秀者の表彰式もあった。
市長は山部さん
「一日市長」の山部チアゴさん(15)=市立吉田方中学校3年=は、市長のいすに腰掛けて初めての公務に当たった。書類決裁を任され、慎重な手つきで押印した。
前期生徒会長として学年同士の交流機会「吉中ふれあいタイム」を提案した山部さん。「新型コロナウイルス禍で交流が減ったので生徒から好評だった」と報告した。
「一番のやりがいは」の質問に浅井市長は「市民の考えを形にできる点。決断の難しさや重責もやりがいにつながる」などと応じた。
警察署長は松浦さん
「一日警察署長」に就いた松浦久美さん(25)=豊橋信用金庫中央支店=は、豊橋署の鈴木彰署長や署員らと街頭での防犯啓発に参加した。
豊橋駅東口ペデストリアンデッキでは県警マスコットキャラクター「コノハけいぶ」と一緒に通行人らに声を掛け、啓発グッズを手渡しながら市内で多発する自転車盗や特殊詐欺事件被害の防止を呼びかけた。
松浦さんは「警察官の仕事を1日観察して、地域の信用金庫の一員として今後の業務に生かしたい」と意欲を見せた。
市役所講堂での式典では市議会議長、商工会議所会頭、駅長、郵便局長に選ばれた一日長もそろった。協議会の大河一夫副会長は「コロナ禍の逆境にこそ優しい心を大切にする憲章の理念が不可欠だ。各市民の努力が共感を呼び、豊かで明るい未来へ向かう大きな力としたい」と語った。
【加藤広宣、林大二朗】