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人気呼ぶ「干支置物」 豊橋のワークス岩西

箱詰め作業をする利用者と職員=ワークス岩西で
箱詰め作業をする利用者と職員=ワークス岩西で
来年用の置物
来年用の置物

 来年は卯(う)年。豊橋市高師町北原の福祉事業所「ワークス岩西」で主力製品の一つ、陶の「干支(えと)置物」を販売している。昨年と同数の3500個を販売目標に掲げたが、デザインのかわいらしさも手伝って、予約が約3300個分も入る人気ぶり。利用者は連日、箱詰め作業などに励んでいる。
 1987年用から製作を始めた。価格とサイズが手頃で、真っ白で丸みを帯びたシンプルなフォルムが人気を集めている。12年ごとにデザインを一新、十二支をそろえるため買い続けているファンも多い。
 これまで頼んでいた瀬戸の窯元が製造困難になったため、今年はデザイン考案と同時に窯元探しから始まった。昨年まではデザインも注文していたが、今年は職員で美術作家でもある社本善幸さんが手掛けた原画を作品化した。6月頃から木札や説明書作りなどに取りかかり、10月中旬から完成した置物の箱詰めに入った。現在は利用者9人が他の業務と並行しながら、職員と一緒に検品や箱詰め作業などにあたっている。
 来年用の置物は、親子で寄り添い月を見上げるウサギをデザインした。見る人を癒やすかわいらしさだ。10月の豊橋まつり会場で販売したほか、施設事務所や併設の「パンとカフェ公園通り」、市総合福祉センター「あいトピア」内「路面電車」、市内の軽費老人ホーム「ケアハウスかなだ」でも取り扱い中。売れ行きも好調だという。
 地域によっては配達にも応じており、利用者も同行。「身だしなみも整え、張り切って配達に行っている。いろいろな人に声をかけていただき、やりがいを感じているようだ」と職員は話す。1個450円(税込み)。問い合わせはワークス岩西(0532・62・0118)へ。
【田中博子】

 来年は卯(う)年。豊橋市高師町北原の福祉事業所「ワークス岩西」で主力製品の一つ、陶の「干支(えと)置物」を販売している。昨年と同数の3500個を販売目標に掲げたが、デザインのかわいらしさも手伝って、予約が約3300個分も入る人気ぶり。利用者は連日、箱詰め作業などに励んでいる。
 1987年用から製作を始めた。価格とサイズが手頃で、真っ白で丸みを帯びたシンプルなフォルムが人気を集めている。12年ごとにデザインを一新、十二支をそろえるため買い続けているファンも多い。
 これまで頼んでいた瀬戸の窯元が製造困難になったため、今年はデザイン考案と同時に窯元探しから始まった。昨年まではデザインも注文していたが、今年は職員で美術作家でもある社本善幸さんが手掛けた原画を作品化した。6月頃から木札や説明書作りなどに取りかかり、10月中旬から完成した置物の箱詰めに入った。現在は利用者9人が他の業務と並行しながら、職員と一緒に検品や箱詰め作業などにあたっている。
 来年用の置物は、親子で寄り添い月を見上げるウサギをデザインした。見る人を癒やすかわいらしさだ。10月の豊橋まつり会場で販売したほか、施設事務所や併設の「パンとカフェ公園通り」、市総合福祉センター「あいトピア」内「路面電車」、市内の軽費老人ホーム「ケアハウスかなだ」でも取り扱い中。売れ行きも好調だという。
 地域によっては配達にも応じており、利用者も同行。「身だしなみも整え、張り切って配達に行っている。いろいろな人に声をかけていただき、やりがいを感じているようだ」と職員は話す。1個450円(税込み)。問い合わせはワークス岩西(0532・62・0118)へ。
【田中博子】

箱詰め作業をする利用者と職員=ワークス岩西で
箱詰め作業をする利用者と職員=ワークス岩西で
来年用の置物
来年用の置物

カテゴリー:社会・経済

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