豊橋の「パーク500」 23日からフリーパーキング実証実験
第三セクターが運営する「パーク500」(豊橋市駅前大通3)は、近隣商業施設での買い物で最大3時間分の駐車料を無料にする実証実験を23日に始める。現在は1時間の無料特典を延長し、滞在の創出を図る。市が豊橋公園で建設を目指す「新アリーナ」は駐車場不足が指摘されているが、その受け皿の役割も視野に入れる。
隣接するエムキャンパス(駅前大通2)の「エムキャンパスフード」で27日まで、1500円以上の買い物で最大3時間分(900円)の駐車料が無料となる。駐車券を持参し、店でスタンプを押してもらうと無料サービスが受けられる。
パーク500は入庫24時間までは駐車料の打ち切り制を導入し、4時間以上の駐車は一律1200円となる。期間中は長時間の滞在でも割引特典を使えば自己負担額は300円で済むことになる。
片部雅光統括部長によると、この1年間の利用状況は月平均約8000台、収容約500台に対し空車率は半分程度という。月1万台あった利用はこの2年間のコロナ禍で半分にまで落ち込んだが、ようやく回復基調に乗り始めた。
昨年11月はエムキャンパスの完成とまちなか図書館開館で中心街のにぎわいも期待されたが、駐車料金が一つの壁にもなっていた。商業施設と連携した無料サービスで長時間利用しやすい仕組みづくりを図る。
一方、市が豊橋公園内に2026年完成を目指す「新アリーナ」は園内の駐車場不足が指摘されている。プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホームアリーナも視野に入れるが、試合時に公園内の駐車場を使えるかは不透明だ。
豊橋駅から約2㌔という距離も懸念材料に挙がっていた。パーク500は豊橋駅の東500㍍に位置し、豊橋公園まで約1・5㌔。同社は新たな「パーク&ライド」の拠点として期待を込める。
片部統括部長は「豊橋駅から歩くよりは負担が減る。途中で店に立ち寄るなど滞在方法も提案したい」と話した。
【加藤広宣】
第三セクターが運営する「パーク500」(豊橋市駅前大通3)は、近隣商業施設での買い物で最大3時間分の駐車料を無料にする実証実験を23日に始める。現在は1時間の無料特典を延長し、滞在の創出を図る。市が豊橋公園で建設を目指す「新アリーナ」は駐車場不足が指摘されているが、その受け皿の役割も視野に入れる。
隣接するエムキャンパス(駅前大通2)の「エムキャンパスフード」で27日まで、1500円以上の買い物で最大3時間分(900円)の駐車料が無料となる。駐車券を持参し、店でスタンプを押してもらうと無料サービスが受けられる。
パーク500は入庫24時間までは駐車料の打ち切り制を導入し、4時間以上の駐車は一律1200円となる。期間中は長時間の滞在でも割引特典を使えば自己負担額は300円で済むことになる。
片部雅光統括部長によると、この1年間の利用状況は月平均約8000台、収容約500台に対し空車率は半分程度という。月1万台あった利用はこの2年間のコロナ禍で半分にまで落ち込んだが、ようやく回復基調に乗り始めた。
昨年11月はエムキャンパスの完成とまちなか図書館開館で中心街のにぎわいも期待されたが、駐車料金が一つの壁にもなっていた。商業施設と連携した無料サービスで長時間利用しやすい仕組みづくりを図る。
一方、市が豊橋公園内に2026年完成を目指す「新アリーナ」は園内の駐車場不足が指摘されている。プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホームアリーナも視野に入れるが、試合時に公園内の駐車場を使えるかは不透明だ。
豊橋駅から約2㌔という距離も懸念材料に挙がっていた。パーク500は豊橋駅の東500㍍に位置し、豊橋公園まで約1・5㌔。同社は新たな「パーク&ライド」の拠点として期待を込める。
片部統括部長は「豊橋駅から歩くよりは負担が減る。途中で店に立ち寄るなど滞在方法も提案したい」と話した。
【加藤広宣】