みんなで年の瀬助け合い

　共同募金運動の一環「歳末たすけあい運動」が１日、全国一斉にスタート。豊橋市社会福祉協議会（豊橋市共同募金委員会）でも受け付けを開始した。31日まで、世帯募金運動や街頭募金活動などを展開する。
　「みんなで明るいお正月を」をスローガンに、地元の援護対象者を地元で支える。寄せられた義援金は配分委員会で協議し、対象者と額を決めた後、今月下旬に第１次、来年２月上旬に第２次の配分を予定する。
　寄付などの問い合わせは豊橋市社会福祉協議会（０５３２・52・１１１１）へ。
　一方、豊橋善意銀行の「年末たすけあい活動」も始まった。28日まで、義援金品の募集や受け付け、東三河の福祉施設への物品寄贈、愛の年賀状活動、チャリティーバザーなどを予定する。寄せられた金品は、施設入所児者や交通遺児、福祉団体への年末の激励品や入進学の祝いなどに活用する。

福祉施設へ善銀サンタ訪問

　「善意の日」でもある初日は「善銀サンタ」の施設訪問も開始。１９６６年から続く行事で、今年は10日までに東三河16施設をサンタクロース姿の役員らが回る。
　最初は豊橋市吉前町の障害者支援施設「シーサイド吉前」で、荒木義夫理事長ら役員４人が訪問。利用者にプレゼントを手渡した。「善意の日記念の集い」もあり、地元の琉球民謡協会東海支部の演奏や豊橋マジッククラブのステージで利用者を楽しませた。
　寄付などの問い合わせは豊橋善意銀行（０５３２・52・７８９３）へ。
【田中博子】