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新城鳳来東小の児童が三遠道路の工事現場を見学

トンネル内で説明を受ける児童=新城市川合で
トンネル内で説明を受ける児童=新城市川合で
橋桁の内部を説明する工事業者
橋桁の内部を説明する工事業者

 新城市立鳳来東小学校の児童が20日、学校近くで進む三遠道路の工事現場を見学した。貫通したトンネル内や建設中の高さ20㍍以上の橋を巡った。
 三遠道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町を結ぶ三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。新城市内に鳳来峡インターチェンジ(IC)があり、浜松いなさジャンクションとの間13・4㌔は2012年3月4日に開通している。東栄町三輪の東栄ICが開通すれば、起伏ある山道区間となっている国道151号のバイパスとして期待がかかる。
 児童10人が学校から歩いて工事現場を訪れた。1号トンネル(642㍍)では、担当する熊谷組が壁をスクリーンにしてビデオを投影。発破で岩盤などを削り掘り進めたことや掘った後にボルトを打ち付けて安定させたことを説明した。
 建設中の7号橋(335㍍)は、昇降機で高さ21㍍の橋脚に上がった。請け負っている安部日鋼工業の担当者は、橋桁には金属線「PC鋼材」を通してコンクリートを強化していること、橋脚を基点にバランスを取りながら建設していることを解説した。
 今泉颯斗さん(6年)は「安全のため材料を固定するなど工夫している点を学びました」と話した。
 中部地方整備局浜松河川国道事務所によると、三遠道路の東栄-鳳来峡区間は2025年の開通目指して工事が進む。トンネルは計4本あり、すべて貫通している。
【安藤聡】

 新城市立鳳来東小学校の児童が20日、学校近くで進む三遠道路の工事現場を見学した。貫通したトンネル内や建設中の高さ20㍍以上の橋を巡った。
 三遠道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町を結ぶ三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。新城市内に鳳来峡インターチェンジ(IC)があり、浜松いなさジャンクションとの間13・4㌔は2012年3月4日に開通している。東栄町三輪の東栄ICが開通すれば、起伏ある山道区間となっている国道151号のバイパスとして期待がかかる。
 児童10人が学校から歩いて工事現場を訪れた。1号トンネル(642㍍)では、担当する熊谷組が壁をスクリーンにしてビデオを投影。発破で岩盤などを削り掘り進めたことや掘った後にボルトを打ち付けて安定させたことを説明した。
 建設中の7号橋(335㍍)は、昇降機で高さ21㍍の橋脚に上がった。請け負っている安部日鋼工業の担当者は、橋桁には金属線「PC鋼材」を通してコンクリートを強化していること、橋脚を基点にバランスを取りながら建設していることを解説した。
 今泉颯斗さん(6年)は「安全のため材料を固定するなど工夫している点を学びました」と話した。
 中部地方整備局浜松河川国道事務所によると、三遠道路の東栄-鳳来峡区間は2025年の開通目指して工事が進む。トンネルは計4本あり、すべて貫通している。
【安藤聡】

トンネル内で説明を受ける児童=新城市川合で
トンネル内で説明を受ける児童=新城市川合で
橋桁の内部を説明する工事業者
橋桁の内部を説明する工事業者

カテゴリー:社会・経済

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