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田原凧保存会が初凧を制作

制作に取り掛かった初凧=藤城会長工房で
制作に取り掛かった初凧=藤城会長工房で

 田原市の「田原凧(たこ)保存会」が、来年5月の凧まつりで揚げる初凧の制作に取り掛かっている。
 初凧は田原町周辺地域で江戸時代から続く伝統行事。端午の節句に、勇壮な武者絵などが描かれた凧を揚げて子どもの健やかな成長を願う。古くは男子の行事だったが、最近は男女の区別なく祝い、巴御前など女武者を描いた凧もある。
 19日は保存会の藤城正孝会長と凧師鈴木裕さんが、横217㌢、縦125㌢の大きな凧に子どもの名前を入れ、うなりを取り付けた。描かれているのは金太郎。今後、着色する。
 東三河を中心に毎年多くの注文がある。中には県外に住む東三河出身者からも。凧まつりの中の初凧祈願祭に合わせて帰省し、実家の家族と一緒に凧揚げを楽しむ人もいる。
 保存会は4月末まで初凧の注文を受け付ける。小型(横130㌢、縦80㌢)3万5000円、中型(横164㌢、縦96㌢)4万円、大型(横217㌢、縦125㌢)6万円。
 初凧祈願祭は5月27日。注文、問い合わせは田原凧保存会(0531・22・7337)へ。
【岸侑輝】

 田原市の「田原凧(たこ)保存会」が、来年5月の凧まつりで揚げる初凧の制作に取り掛かっている。
 初凧は田原町周辺地域で江戸時代から続く伝統行事。端午の節句に、勇壮な武者絵などが描かれた凧を揚げて子どもの健やかな成長を願う。古くは男子の行事だったが、最近は男女の区別なく祝い、巴御前など女武者を描いた凧もある。
 19日は保存会の藤城正孝会長と凧師鈴木裕さんが、横217㌢、縦125㌢の大きな凧に子どもの名前を入れ、うなりを取り付けた。描かれているのは金太郎。今後、着色する。
 東三河を中心に毎年多くの注文がある。中には県外に住む東三河出身者からも。凧まつりの中の初凧祈願祭に合わせて帰省し、実家の家族と一緒に凧揚げを楽しむ人もいる。
 保存会は4月末まで初凧の注文を受け付ける。小型(横130㌢、縦80㌢)3万5000円、中型(横164㌢、縦96㌢)4万円、大型(横217㌢、縦125㌢)6万円。
 初凧祈願祭は5月27日。注文、問い合わせは田原凧保存会(0531・22・7337)へ。
【岸侑輝】

制作に取り掛かった初凧=藤城会長工房で
制作に取り掛かった初凧=藤城会長工房で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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