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「藤通」が豊橋高根小PTAに100万円寄付

近藤社長㊧と田中校長=高根小学校で
近藤社長㊧と田中校長=高根小学校で

 田原市豊島町の運送業「藤通」の近藤資浩社長が22日、豊橋市立高根小学校PTAに100万円を寄付した。校長室で田中昌二校長に目録を手渡したほか、中村竜彦県議、近藤喜典市議と校内を見学した。
 近藤社長は子どもたちを守りたいという思いから、会社の事業所ごとの地域支援と並行して、小中学校や児童福祉施設などに寄付を続けている。贈呈式では「子どもたちのために使ってほしい」と語った。
 贈呈後はコロナ禍での学校運営や児童の様子を知りたいと、田中校長から話を聞いた。
 コロナ世代の1~3年生は4年生以上とは遊び方が異なり、オンラインで会話したり遊んだりが普通になっているという。不登校の児童と会話している児童もいる。元気だがコロナで学校に来れない児童にはタブレットを使ったオンライン授業をすることもあって「この3年間で劇的に変わった」と田中校長は話す。
 大きく変わったことの一つに給食があり、黙食が当たり前になったことで、楽しくしゃべりながら食べることを知らない児童も多い。「お行儀は良いが、かわいそう」と語る田中校長に、近藤社長らはうなずいた。
 集会も最低限で、入学式、始業式、終業式ぐらいという。児童だけでなく教諭もコロナにかからないよう注意している。特に担任教諭が学校に来れなくなると、体制的にも児童の心情的にも厳しいものがある。
 一方でコロナによるいじめはなくなり、修学旅行や社会見学などでは保護者や地域の協力も大きな助けになった。近藤社長は「こんな時だからこそ支援したい。子どもは宝。大人が守るのが義務だと思う。自分の行動で支援の輪が少しでも広がれば」と語った。
【岸侑輝】

 田原市豊島町の運送業「藤通」の近藤資浩社長が22日、豊橋市立高根小学校PTAに100万円を寄付した。校長室で田中昌二校長に目録を手渡したほか、中村竜彦県議、近藤喜典市議と校内を見学した。
 近藤社長は子どもたちを守りたいという思いから、会社の事業所ごとの地域支援と並行して、小中学校や児童福祉施設などに寄付を続けている。贈呈式では「子どもたちのために使ってほしい」と語った。
 贈呈後はコロナ禍での学校運営や児童の様子を知りたいと、田中校長から話を聞いた。
 コロナ世代の1~3年生は4年生以上とは遊び方が異なり、オンラインで会話したり遊んだりが普通になっているという。不登校の児童と会話している児童もいる。元気だがコロナで学校に来れない児童にはタブレットを使ったオンライン授業をすることもあって「この3年間で劇的に変わった」と田中校長は話す。
 大きく変わったことの一つに給食があり、黙食が当たり前になったことで、楽しくしゃべりながら食べることを知らない児童も多い。「お行儀は良いが、かわいそう」と語る田中校長に、近藤社長らはうなずいた。
 集会も最低限で、入学式、始業式、終業式ぐらいという。児童だけでなく教諭もコロナにかからないよう注意している。特に担任教諭が学校に来れなくなると、体制的にも児童の心情的にも厳しいものがある。
 一方でコロナによるいじめはなくなり、修学旅行や社会見学などでは保護者や地域の協力も大きな助けになった。近藤社長は「こんな時だからこそ支援したい。子どもは宝。大人が守るのが義務だと思う。自分の行動で支援の輪が少しでも広がれば」と語った。
【岸侑輝】

近藤社長㊧と田中校長=高根小学校で
近藤社長㊧と田中校長=高根小学校で

カテゴリー:社会・経済

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