ロウリュウサウナ新設 豊川「本宮の湯」 1月2日に新装オープン

　豊川市上長山町の天然温泉施設「本宮の湯」が１月２日にリニューアルオープンする。人気のロウリュウサウナなどを新設した。関係者向けの内覧会が27日、現地であった。
　２００２年に開館した人気施設で、森の湯と空の湯がある。１週間ごとに男女を入れ替える。改装は10年ぶりで、オープン20周年に合わせた。
　目玉は「ロウリュウサウナ」。森、空の両湯に設置した。20人が一度に入れる。室温は90度に設定する。午前11時～午後８時の１時間ごとに、アロマ水を蒸発させる。体感は約１００度になる。そして水温10度の「強冷水深風呂」を導入。サウナで温まった体を一気に冷やすことで「ととのう」感覚が堪能できる。
　このほか空の湯には「壺湯」を作った。直径１０２㌢、深さ56㌢で、ゆったりとつかれる。森の湯には横になって入れる「露天マッサージバス」を設置し、心地良い風に吹かれながら最高の時間を過ごせる。
　運営する本宮社長の竹本幸夫市長は「フィンランド発祥のロウリュウサウナを楽しんでください」とＰＲする。年間入場者の過去最高は２０１３年の33万人。新型コロナウイルス禍で約20万人まで落ち込んでおり、リニューアルを機に30万人の回復を目指す。
　午前10時～午後10時。水曜定休（祝日の場合は翌日）。中学生以上６２０円、３歳以上の幼児と小学生３１０円。問い合わせは本宮の湯（０５３３・92・１８８０）へ。
【竹下貴信】