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新城のハッカで新商品開発 愛大地域政策学部の学生

発表する学生=いずれもエムキャンパスで
発表する学生=いずれもエムキャンパスで
試作品の能登瀬ペリドット
試作品の能登瀬ペリドット

 愛知大学地域政策学部の藤井吉隆教授のゼミ生が新城市内で栽培されるハッカを使った新商品2点を開発した。冷却やかゆみ止めの効能を生かした「日焼け止め」と「ドライシャンプー」。13日に豊橋市駅前大通2のエムキャンパススタジオで発表した。
 地域政策学部は昨年春から新城市能登瀬で「奥三河蒸留所」を運営する阿部晃社長を外部講師に招き「農業と香り産業による中山間地域振興」をテーマに調査研究を始めた。ゼミ学生は能登瀬の畑で栽培を視察したり、阿部社長からハーブやエッセンシャルオイルを作るための蒸留法などを学んできた。夏休み期間中には「ドラッグストア販売品などを使ったハッカ商品の開発」アイデアを考えた。
 昨年10月に15点を発表し、藤井教授と阿部社長、デザイナーの鈴木大和さんの3人で2点に絞った。
 日焼け止めは「多機能日焼け止め~能登瀬のペリドット」と名付け、発汗と暑さ、虫さされなど夏場の困りごとを緩和するための制汗剤、日焼け止め、かゆみ止めを一本に納めた。ハッカが持つ冷却効果、かゆみ止めの効果に期待する。
 もう一つは「全身ドライシャンプー~まとうシャンプー」だ。ハッカとレモンの精油を使い、消毒作用とくせのない香りを出して作業後に使ってもらう。
 阿部社長は「コロナ禍でのゼミ活動として学生が一生懸命頑張ってくれた」と目を細めた。製品は価格設定などを考え、夏には販売するという。
 ゼミでは新年度も能登瀬でのハッカ栽培を続ける。
【安藤聡】

 愛知大学地域政策学部の藤井吉隆教授のゼミ生が新城市内で栽培されるハッカを使った新商品2点を開発した。冷却やかゆみ止めの効能を生かした「日焼け止め」と「ドライシャンプー」。13日に豊橋市駅前大通2のエムキャンパススタジオで発表した。
 地域政策学部は昨年春から新城市能登瀬で「奥三河蒸留所」を運営する阿部晃社長を外部講師に招き「農業と香り産業による中山間地域振興」をテーマに調査研究を始めた。ゼミ学生は能登瀬の畑で栽培を視察したり、阿部社長からハーブやエッセンシャルオイルを作るための蒸留法などを学んできた。夏休み期間中には「ドラッグストア販売品などを使ったハッカ商品の開発」アイデアを考えた。
 昨年10月に15点を発表し、藤井教授と阿部社長、デザイナーの鈴木大和さんの3人で2点に絞った。
 日焼け止めは「多機能日焼け止め~能登瀬のペリドット」と名付け、発汗と暑さ、虫さされなど夏場の困りごとを緩和するための制汗剤、日焼け止め、かゆみ止めを一本に納めた。ハッカが持つ冷却効果、かゆみ止めの効果に期待する。
 もう一つは「全身ドライシャンプー~まとうシャンプー」だ。ハッカとレモンの精油を使い、消毒作用とくせのない香りを出して作業後に使ってもらう。
 阿部社長は「コロナ禍でのゼミ活動として学生が一生懸命頑張ってくれた」と目を細めた。製品は価格設定などを考え、夏には販売するという。
 ゼミでは新年度も能登瀬でのハッカ栽培を続ける。
【安藤聡】

発表する学生=いずれもエムキャンパスで
発表する学生=いずれもエムキャンパスで
試作品の能登瀬ペリドット
試作品の能登瀬ペリドット

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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