豊橋・ここにこで「ユースモデリングコン」
全国の高校生による造形や創作、ものづくりの大会「ユースモデリングコンテスト豊橋2023」(東愛知新聞社など後援)が28日、豊橋市松葉町の「こども未来館ここにこ」で始まった。29日まで。
県立豊橋工科高校模型部や桜丘高校生物部など11チームが参加。50㌢立方の小さな枠内で、プラモデルやペーパークラフト、木工作、各種模型などを使い独自の世界を表現したオリジナリティーあふれる作品を展示した。製作した生徒が作品を紹介する。
豊橋工科模型部は太平洋戦争で沖縄に向かう戦艦大和を再現した。製作には半年かかったという。アルミホイルを使って荒れる海を表現し、白波は綿を使った。大和は市販キットを組み合わせ、アンテナなど細かな部品を追加した。
製作の中心となった岩田勇一朗さん(3年)は軍艦が好きで、多くの人にその良さを知ってもらおうと有名な大和を選んだという。「作り込みは大変だが、形になってくるとうれしい」と模型製作の面白さを語った。
桜丘生物部は顧問から初めて教わったという流木アートを出品した。研究している絶滅危惧種のタガメをメインのモデルにし、トンボ、ヌマエビ、メダカなど数が減っている生物も添えた。材料の流木は表浜海岸で拾い集めた。「自然との共生や生物多様性の大切さを伝えたい」と生徒は話す。
会場では「エコーテック」など協賛企業7社によるブースで造形機器やジオラマ用小道具の紹介もある。
29日午後1時からプレゼン大会、同4時から成績発表がある。
【岸侑輝】
全国の高校生による造形や創作、ものづくりの大会「ユースモデリングコンテスト豊橋2023」(東愛知新聞社など後援)が28日、豊橋市松葉町の「こども未来館ここにこ」で始まった。29日まで。
県立豊橋工科高校模型部や桜丘高校生物部など11チームが参加。50㌢立方の小さな枠内で、プラモデルやペーパークラフト、木工作、各種模型などを使い独自の世界を表現したオリジナリティーあふれる作品を展示した。製作した生徒が作品を紹介する。
豊橋工科模型部は太平洋戦争で沖縄に向かう戦艦大和を再現した。製作には半年かかったという。アルミホイルを使って荒れる海を表現し、白波は綿を使った。大和は市販キットを組み合わせ、アンテナなど細かな部品を追加した。
製作の中心となった岩田勇一朗さん(3年)は軍艦が好きで、多くの人にその良さを知ってもらおうと有名な大和を選んだという。「作り込みは大変だが、形になってくるとうれしい」と模型製作の面白さを語った。
桜丘生物部は顧問から初めて教わったという流木アートを出品した。研究している絶滅危惧種のタガメをメインのモデルにし、トンボ、ヌマエビ、メダカなど数が減っている生物も添えた。材料の流木は表浜海岸で拾い集めた。「自然との共生や生物多様性の大切さを伝えたい」と生徒は話す。
会場では「エコーテック」など協賛企業7社によるブースで造形機器やジオラマ用小道具の紹介もある。
29日午後1時からプレゼン大会、同4時から成績発表がある。
【岸侑輝】