とよはしまちなかスロータウン映画祭が開幕
オープニングで中井貴一さんトーク
「第21回とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)が29日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開幕した。初日は俳優の中井貴一さんのトークショーがあり、700人超の映画ファンが会場を埋めつくした。2月26日までの8日間で15作品を上映。音楽ライブなど関連イベントもある。
佐々木蔵之介さんとの共演でシリーズ第3作が公開中の「嘘八百」について、中井さんは「第一作の撮影は16日間。約30年前の『ビルマの竪琴』は3カ月でした」と違いに触れた。日の出から日没までロケが続き「弁当のご飯が凍ったり、トイレはコンビニで借りたりと低予算の第一作。シリーズ化など思いもよらなかった」と回想した。
映画やテレビ、ナレーションなど幅広く活躍するが、俳優人生を振り返ると「今も壁にぶつかってばかり。クリアすることで成長を続けている」とした。2歳の時に俳優の父佐田啓二さんを亡くしたため「幼い頃から人より考えることが多く、経験につながっているかも」などと自己分析した。
2月4日放送予定のドラマ「大河ドラマが生まれた日」では、誕生のきっかけを作った局員役で出演する。第一作「花の生涯」(1963年)で佐田さんが出演を決めるエピソードなどを振り返った。
トーク後の観客からの撮影要望にも気軽に応じた中井さん。映画祭との絡みは初めてで、今後の目標の一つとして「作品などを通じて、豊橋に関わる機会があれば」と臨んだ。
【加藤広宣】
オープニングで中井貴一さんトーク
「第21回とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)が29日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開幕した。初日は俳優の中井貴一さんのトークショーがあり、700人超の映画ファンが会場を埋めつくした。2月26日までの8日間で15作品を上映。音楽ライブなど関連イベントもある。
佐々木蔵之介さんとの共演でシリーズ第3作が公開中の「嘘八百」について、中井さんは「第一作の撮影は16日間。約30年前の『ビルマの竪琴』は3カ月でした」と違いに触れた。日の出から日没までロケが続き「弁当のご飯が凍ったり、トイレはコンビニで借りたりと低予算の第一作。シリーズ化など思いもよらなかった」と回想した。
映画やテレビ、ナレーションなど幅広く活躍するが、俳優人生を振り返ると「今も壁にぶつかってばかり。クリアすることで成長を続けている」とした。2歳の時に俳優の父佐田啓二さんを亡くしたため「幼い頃から人より考えることが多く、経験につながっているかも」などと自己分析した。
2月4日放送予定のドラマ「大河ドラマが生まれた日」では、誕生のきっかけを作った局員役で出演する。第一作「花の生涯」(1963年)で佐田さんが出演を決めるエピソードなどを振り返った。
トーク後の観客からの撮影要望にも気軽に応じた中井さん。映画祭との絡みは初めてで、今後の目標の一つとして「作品などを通じて、豊橋に関わる機会があれば」と臨んだ。
【加藤広宣】