豊橋創造大とイオンモール豊川が連携協力

　豊橋創造大学、同短期大学部とイオンモール（千葉市）は30日、「産学連携協力に関する連携覚書」を締結した。調印式が同大であり、伊藤晴康学長とイオンモール豊川の園谷益男ゼネラルマネジャーが出席し、署名した。
　イオンモール豊川は今春オープンする。連携・協力事項は、地域の活性化▽健康社会・福祉の推進▽教育及び人材育成▽教育研究・調査・セミナーに関する機会等の確保▽ＳＤＧｓ活動－など。
　伊藤学長は「私たちは実践的教育に力を入れています。連携で学生たちの発表する場が増えてありがたい」と感謝した。園谷マネジャーは「学生たちの学びの場、実践の場を提供していきます。現役学生だけでなく卒業生とも連携していきたい」と述べた。
　具体的にはイオンモール豊川で、学生たちがサークル、ゼミの活動成果を発表する。また健康チェックイベント、教員による公開講座などを展開する。夏頃から始める。
　愛知大学とは20日に同様の覚書を締結した。地域政策学部の学生のキャリア養成を支援する。
　イオンモールは近年、モールのある近隣大学と連携している。他のモールでは、健康推進のためのモールウオーキングなどのイベントを大学と連携して開催している。
【竹下貴信】