豊川で「休耕地ハッピープロジェクト」 CFで支援金募る
豊川市近郊で放置された農地を再生させようと、地元有志らでつくる「休耕地ハッピープロジェクト」がクラウドファンディング(CF)=QRコード=での支援金を募っている。「ごみの山」の撤去費がかさみ、未払い費用を支払って畑の再生までつなげるためだ。メンバーは「やっと出発点に立った。再生に力を貸してほしい」と呼び掛ける。
同市金沢町の休耕地は約15年前から、借主の病気などで管理が行き届かず荒れ放題となった。プラスチックごみなどが2㍍以上も積み上がり、木々も生い茂ってしまった。
地元自治会や農家らの有志が2021年から撤去に乗り出し、昨秋までに1年半余りかけて40㌃をきれいにした。一方で撤去に300万円近く要し、未払い費用を捻出して活動を続けるためCFを募ることにした。社会課題解決が得意なサイト「グッドモーニング」で2月末までに100万円を目指している。
支援は3000円から参加でき、5000円と1万円で一般向けのリターンがある。メンバーの酒井美代子さんが営む市内の「あおば農園」で収穫した「4色にんじん」の詰め合わせや「カラフルジュース」、ソバ粉と朝採れたトウモロコシなどのプランがある。また、今夏に畑で開催予定の収穫祭にも招待する。スポンサープラン10万円もある。
プロジェクトでは当面、畑でソバを栽培して使える土壌に改良したいという。余力があれば他の休耕地活用にも取り組みたいとしている。
代表の哥丸志保里さん(37)は「休耕地の現状など農業への関心を深めてほしい。気軽に遊びに来て考えるきっかけになれば」と協力を呼び掛ける。
【加藤広宣】
豊川市近郊で放置された農地を再生させようと、地元有志らでつくる「休耕地ハッピープロジェクト」がクラウドファンディング(CF)=QRコード=での支援金を募っている。「ごみの山」の撤去費がかさみ、未払い費用を支払って畑の再生までつなげるためだ。メンバーは「やっと出発点に立った。再生に力を貸してほしい」と呼び掛ける。
同市金沢町の休耕地は約15年前から、借主の病気などで管理が行き届かず荒れ放題となった。プラスチックごみなどが2㍍以上も積み上がり、木々も生い茂ってしまった。
地元自治会や農家らの有志が2021年から撤去に乗り出し、昨秋までに1年半余りかけて40㌃をきれいにした。一方で撤去に300万円近く要し、未払い費用を捻出して活動を続けるためCFを募ることにした。社会課題解決が得意なサイト「グッドモーニング」で2月末までに100万円を目指している。
支援は3000円から参加でき、5000円と1万円で一般向けのリターンがある。メンバーの酒井美代子さんが営む市内の「あおば農園」で収穫した「4色にんじん」の詰め合わせや「カラフルジュース」、ソバ粉と朝採れたトウモロコシなどのプランがある。また、今夏に畑で開催予定の収穫祭にも招待する。スポンサープラン10万円もある。
プロジェクトでは当面、畑でソバを栽培して使える土壌に改良したいという。余力があれば他の休耕地活用にも取り組みたいとしている。
代表の哥丸志保里さん(37)は「休耕地の現状など農業への関心を深めてほしい。気軽に遊びに来て考えるきっかけになれば」と協力を呼び掛ける。
【加藤広宣】