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蒲郡西部小でティアの富安社長が「命の授業」

講演する冨安社長=蒲郡西部小学校で
講演する冨安社長=蒲郡西部小学校で

 葬儀会社「ティア」の冨安徳久社長が16日、蒲郡市立蒲郡西部小学校で「命の授業」と題した講演を開いた。全児童と保護者、職員140人が聴き入った。
 冨安社長は全国の児童生徒を対象に、命の尊さや感謝の大切さを伝える「命の授業」をはじめ、社内外で年間150回を超える講演活動に取り組んでいる。昨年7月、蒲郡市倫理法人会の勉強会に出席した際、西部小の星野佳子校長と知り合い、同校で講演してほしいと依頼された。
 豊川市出身。県立豊丘高校を卒業し、大学入学直前の春休みに就いたアルバイトをきっかけに、葬儀業界に入る。1982年に父の病気のため愛知に戻り、冠婚葬祭互助会に入社。その後、97年に独立してティアを設立。2022年5月現在、愛知や東京、大阪などの直営やフランチャイズ、葬儀相談サロン合わせて137店を運営する。
 1年生の児童にも理解できるよう、ティアの設立経緯や命について分かりやすく話した。その中で「『ありがとう』の反対語は『当たり前』なんです。いつもやってもらうことを当たり前だと思わずに、常にありがとうと言ってみてください」と話した。
 また、「親や先生に期待されることがあるが、スルーしてもいい。自分が自分に期待することだけは、忘れてはいけない」と説いた。命については「多くの命がつないできたから、今の命があります。自分だけの命じゃない」と語った。
 6年生の永島柚希さんと山本蕗さんは「これらからは日頃の出来事でも、家族に感謝を伝えていきたい」と話した。
【林大二朗】

 葬儀会社「ティア」の冨安徳久社長が16日、蒲郡市立蒲郡西部小学校で「命の授業」と題した講演を開いた。全児童と保護者、職員140人が聴き入った。
 冨安社長は全国の児童生徒を対象に、命の尊さや感謝の大切さを伝える「命の授業」をはじめ、社内外で年間150回を超える講演活動に取り組んでいる。昨年7月、蒲郡市倫理法人会の勉強会に出席した際、西部小の星野佳子校長と知り合い、同校で講演してほしいと依頼された。
 豊川市出身。県立豊丘高校を卒業し、大学入学直前の春休みに就いたアルバイトをきっかけに、葬儀業界に入る。1982年に父の病気のため愛知に戻り、冠婚葬祭互助会に入社。その後、97年に独立してティアを設立。2022年5月現在、愛知や東京、大阪などの直営やフランチャイズ、葬儀相談サロン合わせて137店を運営する。
 1年生の児童にも理解できるよう、ティアの設立経緯や命について分かりやすく話した。その中で「『ありがとう』の反対語は『当たり前』なんです。いつもやってもらうことを当たり前だと思わずに、常にありがとうと言ってみてください」と話した。
 また、「親や先生に期待されることがあるが、スルーしてもいい。自分が自分に期待することだけは、忘れてはいけない」と説いた。命については「多くの命がつないできたから、今の命があります。自分だけの命じゃない」と語った。
 6年生の永島柚希さんと山本蕗さんは「これらからは日頃の出来事でも、家族に感謝を伝えていきたい」と話した。
【林大二朗】

講演する冨安社長=蒲郡西部小学校で
講演する冨安社長=蒲郡西部小学校で

カテゴリー:地域・教育

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