渡辺さんU15女子フットサル全国優勝

豊川金屋中３年、市長へ報告

　「ＪＦＡ第13回全日本Ｕ15女子フットサル選手権大会」で優勝した「朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス」に所属する豊川市立金屋中学校３年の渡辺愛未さんが20日、市役所で竹本幸夫市長に報告した。
　大会は１月８～９日に栃木県で開かれた。各地域代表の９チームが出場。ラブリッジは２連勝で予選を通過、決勝トーナメント初戦は東北代表の五戸スポーツクラブに６－１で、決勝は関東代表の十文字中学校に４－３で勝ち優勝した。渡辺さんは全試合に出場し、準決勝で２得点した。
　小学２年の時にＦＣ豊川でサッカーを始めた。中学入学に合わせてラブリッジに入り、名古屋まで通った。ポジションはミッドフィールダーで、右サイドからドリブルで切り込むのが得意という。フットサル大会の出場は初めて。
　ゴールキーパーを含めて５人で試合をする。渡辺さんはフィールドプレーヤーとして活躍した。準決勝では、こぼれたボールをシュートして１点目を、相手からボールを奪い選手を交わして２点目を挙げた。「優勝を決めた瞬間、とてもうれしかった」と笑顔で語った。
　豊川高校へ進学し、女子サッカー部に入部する。竹本市長は「これからも積極的にシュートを打ち続け、活躍してください」とエールを送った。渡辺さんは「高校では全国大会出場が目標です。将来はトップリーグで活躍できるよう頑張ります」と力強く語った。
【竹下貴信】