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豊橋で再開発マンション建設が再び活発化

「ほの国百貨店」跡地ではマンション開発事業が着々と進む=豊橋市駅前大通2で
「ほの国百貨店」跡地ではマンション開発事業が着々と進む=豊橋市駅前大通2で

 豊橋駅周辺で再開発マンションの建設が再び活発化している。駅西口では20階建てマンションが完成。駅前大通地区では「エムキャンパス」の西棟が着工し、通りを隔てた「ほの国百貨店」跡ではマンション販売準備室が立ち上がった。花園商店街でも一部地権者らの事業が年度内の解体工事に入る。
 駅西口に近い豊橋市白河町で15日、野村不動産の高層マンション「プラウドタワー豊橋」が完成した。この地区では初の再開発事業で、新幹線乗り場から至近の好立地にある。
 鉄筋コンクリート造20階建てで延べ1万5800平方㍍、1階に店舗3区画が入る。非分譲を含む137戸を販売し、3月中旬からの入居開始を予定している。
 駅前大通二丁目地区ではエムキャンパスの西棟が2024年5月完成を目指している。21年秋完成の東棟に続く法定再開発事業の2期目。16階建ての5階までを商業施設や事務所とし、残る約100戸を住戸部分として販売予定だ。
 エムキャンパスと通りを隔てた北側では「ほの国百貨店跡地プロジェクト」が始動した。総合地所と大和ハウス工業、阪急阪神不動産が開発を手掛ける。来年10月完成を目指して今月中旬に販売準備室を立ち上げた。
 跡地約2500平方㍍では百貨店の建物がすでに解体済み。準備室のホームページによると、鉄筋コンクリート造15階てで延べ約1万4300平方㍍、156戸を分譲予定だという。2~4LDKの全戸に収納に便利なトランクルームを備える仕様などを売り物にしている。
 花園商店街地区の一部では、今年度から事業が本格化した。地権者らのグループが12階建て33戸入居可能な複合マンションの建設へ向けて住民の合意形成を済ませた。市の再開発補助で年度内の解体工事と設計、来年度の着工を見込む。
 事業化には至っていないが、広小路地区でも機運が高まりつつある。広小路一丁目の北地区では今年度から、法定再開発を含め事業の可能性や合意形成へ向けた検討が始まった。隣の南地区でも有志らが勉強会などを企画している。
 市まちなか活性課によると中心街の人口は15年度から微増傾向。再開発マンションができる一方で商店街から転出するケースが目立つという。
【加藤広宣】

 豊橋駅周辺で再開発マンションの建設が再び活発化している。駅西口では20階建てマンションが完成。駅前大通地区では「エムキャンパス」の西棟が着工し、通りを隔てた「ほの国百貨店」跡ではマンション販売準備室が立ち上がった。花園商店街でも一部地権者らの事業が年度内の解体工事に入る。
 駅西口に近い豊橋市白河町で15日、野村不動産の高層マンション「プラウドタワー豊橋」が完成した。この地区では初の再開発事業で、新幹線乗り場から至近の好立地にある。
 鉄筋コンクリート造20階建てで延べ1万5800平方㍍、1階に店舗3区画が入る。非分譲を含む137戸を販売し、3月中旬からの入居開始を予定している。
 駅前大通二丁目地区ではエムキャンパスの西棟が2024年5月完成を目指している。21年秋完成の東棟に続く法定再開発事業の2期目。16階建ての5階までを商業施設や事務所とし、残る約100戸を住戸部分として販売予定だ。
 エムキャンパスと通りを隔てた北側では「ほの国百貨店跡地プロジェクト」が始動した。総合地所と大和ハウス工業、阪急阪神不動産が開発を手掛ける。来年10月完成を目指して今月中旬に販売準備室を立ち上げた。
 跡地約2500平方㍍では百貨店の建物がすでに解体済み。準備室のホームページによると、鉄筋コンクリート造15階てで延べ約1万4300平方㍍、156戸を分譲予定だという。2~4LDKの全戸に収納に便利なトランクルームを備える仕様などを売り物にしている。
 花園商店街地区の一部では、今年度から事業が本格化した。地権者らのグループが12階建て33戸入居可能な複合マンションの建設へ向けて住民の合意形成を済ませた。市の再開発補助で年度内の解体工事と設計、来年度の着工を見込む。
 事業化には至っていないが、広小路地区でも機運が高まりつつある。広小路一丁目の北地区では今年度から、法定再開発を含め事業の可能性や合意形成へ向けた検討が始まった。隣の南地区でも有志らが勉強会などを企画している。
 市まちなか活性課によると中心街の人口は15年度から微増傾向。再開発マンションができる一方で商店街から転出するケースが目立つという。
【加藤広宣】

「ほの国百貨店」跡地ではマンション開発事業が着々と進む=豊橋市駅前大通2で
「ほの国百貨店」跡地ではマンション開発事業が着々と進む=豊橋市駅前大通2で

カテゴリー:社会・経済

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