豊川の呑龍に豪華なひな人形登場

　「ひな祭り」を前に、豊川市御津町の料理旅館「呑龍」にひな人形がお目見えした。宿泊客らが記念撮影している。３月末頃まで飾る。
　オープン当時から、季節を感じてもらおうと続けている。当初は男びな、女びなだけの小さなものだったが、徐々に豪華になり、現在は七段飾り３セットがロビーに並ぶ。
　バリエーションが豊かで、京都から嫁いだ若おかみの波多野千恵さんが持ち込んだ京風から、寄贈を受けた稲武地域に伝わる伝統の人形、三河地方に昔からあるものがそろう。
　宿泊客らは「玄関を入ると圧巻」と話して撮影する。おかみの波多野征矢子さんは「七段飾りのほか、さまざまなひな人形が飾ってあります。旅館で春を感じてください」と話す。
【竹下貴信】