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「耳マーク」周知へ啓発展

「耳マーク」展示コーナーを紹介する飯室さん㊨ら=豊橋市役所で
「耳マーク」展示コーナーを紹介する飯室さん㊨ら=豊橋市役所で

 3日は「耳の日」。豊橋市障害福祉課、市難聴者・中途失聴者協会、豊橋要約筆記サークル“すくり~ん”は市役所東館1階で「耳マーク」の啓発展を開いている。6日まで。
 音が耳に入る様子を図案化し、聞こえが不自由なことや聴覚障害者への配慮などを表す「耳マーク」。外見では気づきにくい障害を周囲に知らせ、情報伝達に役立てる。病院や役所、金融機関や福祉機関の受け付けなどで表示されるようになったが、まだまだ周知の必要性があるという。
 協会とすくり~んでは毎年、「耳の日」に合わせて街頭啓発をしてきた。新型コロナウイルス禍で一昨年は中止、昨年は市総合福祉センター「あいトピア」で県内初の試みとして「耳マーク」の展示会を開いた。
 市役所での展示は初めて。耳マークの説明やマークを使ったグッズ、聞こえにくくなることで困ること、音声を書き文字で伝える「要約筆記」、すくり~んの活動紹介、聞こえの仕組みなどを展示紹介している。
 「『耳マーク』が分かる人も増えてきたが、もっと多くの人に知ってもらえたら」と、NPO法人愛知県難聴・中途失聴者協会監事で“すくり~ん”副会長の飯室俊夫さん。「今後は要約筆記者の養成講座や市役所などへの音声を字幕表示する機械の導入も要望したい」と話す。
【田中博子】

 3日は「耳の日」。豊橋市障害福祉課、市難聴者・中途失聴者協会、豊橋要約筆記サークル“すくり~ん”は市役所東館1階で「耳マーク」の啓発展を開いている。6日まで。
 音が耳に入る様子を図案化し、聞こえが不自由なことや聴覚障害者への配慮などを表す「耳マーク」。外見では気づきにくい障害を周囲に知らせ、情報伝達に役立てる。病院や役所、金融機関や福祉機関の受け付けなどで表示されるようになったが、まだまだ周知の必要性があるという。
 協会とすくり~んでは毎年、「耳の日」に合わせて街頭啓発をしてきた。新型コロナウイルス禍で一昨年は中止、昨年は市総合福祉センター「あいトピア」で県内初の試みとして「耳マーク」の展示会を開いた。
 市役所での展示は初めて。耳マークの説明やマークを使ったグッズ、聞こえにくくなることで困ること、音声を書き文字で伝える「要約筆記」、すくり~んの活動紹介、聞こえの仕組みなどを展示紹介している。
 「『耳マーク』が分かる人も増えてきたが、もっと多くの人に知ってもらえたら」と、NPO法人愛知県難聴・中途失聴者協会監事で“すくり~ん”副会長の飯室俊夫さん。「今後は要約筆記者の養成講座や市役所などへの音声を字幕表示する機械の導入も要望したい」と話す。
【田中博子】

「耳マーク」展示コーナーを紹介する飯室さん㊨ら=豊橋市役所で
「耳マーク」展示コーナーを紹介する飯室さん㊨ら=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済

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