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県議選情勢、蒲郡と新城で保守分裂へ

 31日告示される統一地方選前半の県議選は、県選挙管理委員会の立候補予定者を対象にした説明会を終えた。東三河の選挙区では豊橋市(定数5)と蒲郡市、新城市北設の各1人区で選挙戦が濃厚だ。豊橋は8人の激戦が予想され、蒲郡と新城北設は保守系が分裂する見通しだ。
【取材班】

 ■豊橋市区(定数5)
 自民は3選を目指す丹羽洋章氏、ともに再選を狙う杉浦正和氏と中村竜彦氏が3議席を守れるかに注目が集まる。
 現職ではこの他、昨年2月の補選で浅井由崇豊橋市長の後継として議席を取り戻した新政あいち所属の広田勉氏、減税の竹上裕子氏も再選を目指す。
 前任者の辞職で議席を失った公明は元会社員の大久保真一氏が立候補を予定。共産は元職の下奥奈歩氏で議席回復を目指す。これに2020年の市長選に立った自営業の鈴木美穂氏(無所属)が加わる見通し。

 ■蒲郡市区(定数1)
 4選を狙う自民の飛田常年氏、自民を離れて無所属での出馬を決めた元市議の喚田孝博氏による「保守分裂」の戦いとなる公算が大きい。
 飛田氏は昨年10月に後援会事務所を開いた。市民病院の災害拠点病院指定を要請し、特別支援学校の設置や海陽町の未利用地活用、若者の子育て環境の充実を挙げている。
 喚田氏は昨年7月に離党し、今月2日付で市議会への辞職願いが受理された。東三河でも県予算の配分が少ない点を指摘し、少子高齢化対策や子育て教育の充実、道路や防災の強化を訴える。

 ■新城市・北設区(定数1)
 自民の現職で5選を目指す峰野修氏に対し、元自民系の市議で会社役員の打桐厚史氏が出馬へ意欲を見せる。蒲郡市と同様、保守系の戦いが予想される。
 峰野氏は昨年9月に後援会事務所を開き、告示日へ向けて着々と準備を進める。対する打桐氏は2017年まで市議を1期務め、当時は自民系だった。選挙戦となれば2015年以来8年ぶりとなる。

 ■豊川市区(定数3)、田原市(定数1)
 豊川市は自民から4選を目指す藤原宏樹氏と新人の浦野隼次氏、3選を目指す新政あいち所属の大嶽理恵氏で無投票当選となる見通し。田原市も自民の山本浩史氏が無投票での4選となる可能性が高い。

 31日告示される統一地方選前半の県議選は、県選挙管理委員会の立候補予定者を対象にした説明会を終えた。東三河の選挙区では豊橋市(定数5)と蒲郡市、新城市北設の各1人区で選挙戦が濃厚だ。豊橋は8人の激戦が予想され、蒲郡と新城北設は保守系が分裂する見通しだ。
【取材班】

 ■豊橋市区(定数5)
 自民は3選を目指す丹羽洋章氏、ともに再選を狙う杉浦正和氏と中村竜彦氏が3議席を守れるかに注目が集まる。
 現職ではこの他、昨年2月の補選で浅井由崇豊橋市長の後継として議席を取り戻した新政あいち所属の広田勉氏、減税の竹上裕子氏も再選を目指す。
 前任者の辞職で議席を失った公明は元会社員の大久保真一氏が立候補を予定。共産は元職の下奥奈歩氏で議席回復を目指す。これに2020年の市長選に立った自営業の鈴木美穂氏(無所属)が加わる見通し。

 ■蒲郡市区(定数1)
 4選を狙う自民の飛田常年氏、自民を離れて無所属での出馬を決めた元市議の喚田孝博氏による「保守分裂」の戦いとなる公算が大きい。
 飛田氏は昨年10月に後援会事務所を開いた。市民病院の災害拠点病院指定を要請し、特別支援学校の設置や海陽町の未利用地活用、若者の子育て環境の充実を挙げている。
 喚田氏は昨年7月に離党し、今月2日付で市議会への辞職願いが受理された。東三河でも県予算の配分が少ない点を指摘し、少子高齢化対策や子育て教育の充実、道路や防災の強化を訴える。

 ■新城市・北設区(定数1)
 自民の現職で5選を目指す峰野修氏に対し、元自民系の市議で会社役員の打桐厚史氏が出馬へ意欲を見せる。蒲郡市と同様、保守系の戦いが予想される。
 峰野氏は昨年9月に後援会事務所を開き、告示日へ向けて着々と準備を進める。対する打桐氏は2017年まで市議を1期務め、当時は自民系だった。選挙戦となれば2015年以来8年ぶりとなる。

 ■豊川市区(定数3)、田原市(定数1)
 豊川市は自民から4選を目指す藤原宏樹氏と新人の浦野隼次氏、3選を目指す新政あいち所属の大嶽理恵氏で無投票当選となる見通し。田原市も自民の山本浩史氏が無投票での4選となる可能性が高い。

カテゴリー:政治・行政

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