豊橋市シルバー人材センターが総会

　豊橋市シルバー人材センター（酒井通弘会長）の２０１７年度定時総会が８日、同市公会堂で開かれた。顕彰のほか、昨年度の事業報告や決算の承認、新年度事業計画報告、役員改選など行った。
　冒頭、酒井会長があいさつ。ワンコイン事業“ちょこっとサービス”や市と締結した“空き家等の適正管理に関する協定”などに触れ、「今後ますます活躍の場が増える。それぞれの立場で活動してもらえれば」と話したほか、「会員の平均年齢は72・２歳、６年前は60代で高齢化しているが、皆さん元気な方ばかり。３月31日現在、会員は１５６８人と年々増えている。今年は“より多く”がキーワード。会員がより多くの仕事をし、より多くの出会いがあれば。60歳以上の健康な組織として、今後とも前向きに頑張って進みたい」などと述べた。
　席上、発注者として事業に貢献した個人・団体や、長年尽力した会員に対する会長感謝状や会長表彰状などの授与が行われたほか、昨年度の事業報告や収支決算の承認、「多様な就業機会の確保及び組織的提供の促進」「指定管理業務の充実」「有料職業紹介事業の実施」「シルバー派遣事業の取組強化」といった新年度の事業計画報告などを実施。
　また、２年に１度の役員改選年に当たり役員の選任が行われ、酒井会長、野田光司副会長、小澤節子・業務執行理事の役員３人がそれぞれ再任された。
　顕彰者名簿は後日掲載。
（田中博子）