児童の笑顔が輝く 豊橋花田小150周年記念の横断幕

　豊橋市立花田小学校は21日、創立１５０周年記念横断幕をお披露目した。
　記念事業の一つ。縦１㍍、横５㍍で、昨年度の全校児童４５２人が描いたイラストが３枚に分けてまとめられており、周年を地域に知らせるために学校のフェンス東西３カ所に飾る。
　イラストは「輝く笑顔いっぱいの花田小学校」をテーマに、学校での学びや修学旅行、スポーツフェスティバル（運動会）などの学校行事で努力したことや夢中になれたこと、楽しかった思い出を描いた。
　児童は自分のイラストがどこに飾られているかを探した。５年生の白井聡さんは長縄跳びのイラストを描いた。「初めは飛べなかったけど、クラスの皆と練習するうちに飛べるようになってうれしかった」と語った。
　山田昌弘校長は「節目の記念に子どもたちが参加でき、良い機会になったと思う。横断幕を見て、花田っ子の輝く笑顔を見てほしい」と話した。
　１８７３年に第10中学区第４番小学幡太学校として浄慈院に開校した。１９１１年に現在地に新築移転。豊橋市制施行などで数度の改名後、47年に市立花田小学校となった。周年記念式典は11月18日に開かれる。
【岸侑輝】