高速乗合バス「山の湊号」 7月にダイヤ改正

　新東名高速道路を利用して新城市と名古屋地区を結ぶ高速乗合バス「山の湊号」は、７月１日から新ダイヤで運行することになった。新城市民病院と、道の駅もっくる新城近くに新たな停留所と、乗降客用の駐車場スペースを設け、鳳来地区や北設楽郡の住民向けでも利用できるようにする。
　バスは高速道路の開通で新城インターチェンジが設置されたのを受け、昨年７月１日に運行開始。新城市の「亀姫通」と長久手市の「長久手古戦場駅」を結んでいる。所要時間は約90分。
　今回は乗降客増を図ろうと新城市内で２カ所の停留所を増設。「新城市民病院西」を発着場所として、また八束穂地内の国道１５１号わき道に「もっくる新城南」を鳳来や北設楽郡住民向けの乗り継ぎ場所として設ける。それぞれ市有地で駐車スペースを確保してパークアンドライドで利用してもらう。
　新ダイヤでの運行開始にあわせて新城市では回数券（４枚つづりで３０００円）の有効期限を６カ月にする。
　バスは予約制で運賃は片道大人１０００円、同小学生５００円。
（安藤聡）