蒲郡で俊成短歌大会

「第38回蒲郡俊成短歌大会」が４月29日、蒲郡市民会館中ホールで開かれた。全国公募の上位入賞者と市内小中学生の部の入賞者を表彰した。
　大会は「蒲郡開発の祖」で千載和歌集撰者の平安歌人といわれる藤原俊成を顕彰しようと１９８６年から開いている。今年は全国から４６５首が寄せられた。市内全小中学生からは３６１８首の投稿があった。
　大会には大原義文副市長や壁谷幹朗教育長、大会実行委員会の中村達委員長らが出席した。
　中村委員長は、大賞に選ばれた豊田市の山村博保さんと岐阜県中津川市の市田柳子さんに表彰状を贈った。続いて、現代歌人集会理事の江戸雪さんによる講演があり、短歌の魅力や面白さを分かりやすく紹介した。
【林大二朗】
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　市内小中学生部門の入賞者は次の皆さん。（敬称略。学校、学年は応募当時）
　【小学生の部】最優秀賞＝梅田颯汰（三谷東５）▽優秀賞＝三好陽向（形原北１）、鈴木晴貴（塩津６）▽審査員特別賞＝天野颯人（形原北１）、小田藻琴（蒲郡北部５）
　【中学生の部】最優秀賞＝平野琉空（三谷３）▽優秀賞＝鈴木瑠乃（三谷１）、金澤鼓太朗（蒲郡２）▽審査員特別賞＝永島来星（中部２）、笹原祥照（海陽３）