全国の「みなとLC」一堂に

　名前に「みなと」が付く国内のライオンズクラブが一堂に集う「第52回全国みなと同名ライオンズクラブ年次大会」が13日夕、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」で開かれた。豊橋みなとＬＣのホストで４年ぶりの開催。北海道から長崎までの21クラブが親睦を深めた。
　みなと同名は１９７２年に結成。豊橋みなとは78年に加わった。年次大会で同ＬＣがホストを務めるのは15年ぶり３回目。来賓を含む１８１人が参加した。
　参加クラブ紹介後、豊橋みなとの草野剛実行委員長が、過去３年間の大会が新型コロナウイルス禍で中止したことを受け「空白になった３年間を皆で埋め尽くそうではありませんか」とあいさつ。日向雅樹会長が「半世紀続いた素晴らしい集い、絆を何としてもつなぎたいとの強い思いでクラブ一丸となりこの時を迎えた。楽しい思い出をお持ち帰りください」などと式辞を述べた。
　記念事業として「ちびっこ警察官制服寄贈と交通安全例会」、小学生を対象に元サッカー日本代表の名波浩さんや成岡翔さんらを迎えて開いた「サッカー教室」を映像を交えて紹介。代表者会議の決議報告の後、第53回大会のホスト長崎みなとＬＣへ「錨（いかり）」が引き渡された。
　祝宴ではラテンダンスのステージや、参加クラブが持ち寄った地場産品のオークションもあった。
【田中博子】