文字の大きさ

「東三河ドローン・リバー構想推進協」が新城で総会

橋口さんの講演に聴き入る参加者ら=新城市商工会館で
橋口さんの講演に聴き入る参加者ら=新城市商工会館で

 豊川、新城の両市と関係団体など官民でつくる「東三河ドローン・リバー構想推進協議会」の第7回総会が15日、新城市商工会館であった。アドバイザーを務める大同大学工学部講師の橋口宏衛さんが講演した。
 協議会は中山間地に位置する立地条件での産業活性化と大規模災害対応を課題に、2020年8月に設立。両市と企業、63団体が加盟している。物流、作業省力化、災害対応、人材育成の四つを研究している。
 橋口さんは「東三河ドローン・リバー構想で取り組みたいこと」を演題に講演。各研究会ごとに示した。物流は「豊川(とよがわ)でも長距離輸送をしてみたい」と長距離輸送の実証実験を挙げた。国内では災害救援物資をドローンで62㌔離れた場所に輸送する実験が21年7月にあった。川にかかる道路や鉄道の橋、ダムなど施設の上空を飛行するのに地元ルールをクリアしなければならないことが課題とした。
 他にも電波が届かない場所での地図製作、自律飛行に必要な「RTK基地局」の充実、ドローンの機体整備をするエンジニア育成の必要性を説いた。
【安藤聡】

 豊川、新城の両市と関係団体など官民でつくる「東三河ドローン・リバー構想推進協議会」の第7回総会が15日、新城市商工会館であった。アドバイザーを務める大同大学工学部講師の橋口宏衛さんが講演した。
 協議会は中山間地に位置する立地条件での産業活性化と大規模災害対応を課題に、2020年8月に設立。両市と企業、63団体が加盟している。物流、作業省力化、災害対応、人材育成の四つを研究している。
 橋口さんは「東三河ドローン・リバー構想で取り組みたいこと」を演題に講演。各研究会ごとに示した。物流は「豊川(とよがわ)でも長距離輸送をしてみたい」と長距離輸送の実証実験を挙げた。国内では災害救援物資をドローンで62㌔離れた場所に輸送する実験が21年7月にあった。川にかかる道路や鉄道の橋、ダムなど施設の上空を飛行するのに地元ルールをクリアしなければならないことが課題とした。
 他にも電波が届かない場所での地図製作、自律飛行に必要な「RTK基地局」の充実、ドローンの機体整備をするエンジニア育成の必要性を説いた。
【安藤聡】

橋口さんの講演に聴き入る参加者ら=新城市商工会館で
橋口さんの講演に聴き入る参加者ら=新城市商工会館で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR