園児が交通安全教室

　豊橋市中野町のユタカ自動車学校で12日、小学校入学を控えた「たかくら幼稚園」（同市鍵田町、高倉宣夫園長）の年長児52人を対象にした安全教室が開かれ、園児と保護者が横断歩道の渡り方や信号の見方などを学んだ。
　園児たちはまず、座学で豊橋署員や市交通安全教育指導員らから交差点での車のウインカーの見方や、歩道を歩く位置などを勉強。横断歩道を渡る際には「手を大きく上げて車に自分がいることをお知らせしてあげましょう」と言われると、園児たちは手をピンピンに伸ばしてシミュレーションした。
　早速、道路を模した教習コースで青信号の渡り方を実践。鈴木凌君(５)は「手をちゃんと上げて渡れました」と話した。
　教室は、小学校に上がる前の年長園児が交通ルールを学ぶ機会にすると共に、見学に来た保護者らに交通ルール順守を訴える目的で実施している。
（飯塚雪）