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市制20周年を祝う田原凧 保存会が制作

市制20周年記念凧と、小山田さん、弘美さん、杏珠さん=田原まつり会館で
市制20周年記念凧と、小山田さん、弘美さん、杏珠さん=田原まつり会館で
マム筆で作業する小山田さんと弘美さん
マム筆で作業する小山田さんと弘美さん

 田原市の「田原凧(たこ)保存会」が、市制20周年を祝う記念の凧を作った。27日の田原凧まつり初凧祈願祭で揚げた後、29日以降は市役所で展示する。
 横2・17㍍、縦1・25㍍の「25枚凧」。田原まつりの山車、伊良湖岬灯台、サーフィン、風力発電の風車、菊やバラの花など市を象徴するものが多数入っている。背景の黄は菜の花をイメージした。
 保存会の鳥井賢次さんが本体、鈴木裕さんが下絵を担当した。着色は高橋弘子さんと小山田美奈江さん、クマール弘美さん、杏珠さん(田原中部小5)。全体を通して約3週間かかったという。
 色は平筆のほか、保存会が使うマム筆という特別な筆を使った。菊の花がモチーフ。仕事や学校の合間を縫って土日曜を中心に作業し、完成させた。
 小山田さんは「田原市の明るい未来が表現できるよう思いを込めた」と語った。弘美さんは「さまざまな技法やデザインが使われているので、全体が調和するように色のバランスを取った」と解説した。花の部分を塗った杏珠さんは「黄と紫が混じらないように工夫した」と笑顔で話した。
 凧まつりまでは田原まつり会館で展示する。
【岸侑輝】

 田原市の「田原凧(たこ)保存会」が、市制20周年を祝う記念の凧を作った。27日の田原凧まつり初凧祈願祭で揚げた後、29日以降は市役所で展示する。
 横2・17㍍、縦1・25㍍の「25枚凧」。田原まつりの山車、伊良湖岬灯台、サーフィン、風力発電の風車、菊やバラの花など市を象徴するものが多数入っている。背景の黄は菜の花をイメージした。
 保存会の鳥井賢次さんが本体、鈴木裕さんが下絵を担当した。着色は高橋弘子さんと小山田美奈江さん、クマール弘美さん、杏珠さん(田原中部小5)。全体を通して約3週間かかったという。
 色は平筆のほか、保存会が使うマム筆という特別な筆を使った。菊の花がモチーフ。仕事や学校の合間を縫って土日曜を中心に作業し、完成させた。
 小山田さんは「田原市の明るい未来が表現できるよう思いを込めた」と語った。弘美さんは「さまざまな技法やデザインが使われているので、全体が調和するように色のバランスを取った」と解説した。花の部分を塗った杏珠さんは「黄と紫が混じらないように工夫した」と笑顔で話した。
 凧まつりまでは田原まつり会館で展示する。
【岸侑輝】

市制20周年記念凧と、小山田さん、弘美さん、杏珠さん=田原まつり会館で
市制20周年記念凧と、小山田さん、弘美さん、杏珠さん=田原まつり会館で
マム筆で作業する小山田さんと弘美さん
マム筆で作業する小山田さんと弘美さん

カテゴリー:社会・経済

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