ロシアで磨いた技を披露 バレリーナの永瀬さん

　豊川市出身のバレリーナ・永瀬愛莉菜（ありな）さん（２５）は、ロシア・ウラジオストックにあるマリンスキー・沿海州劇場に所属し、ソリストとして、バレエ公演の主役を務めるほどの活躍をみせる。そんな永瀬さんが７月９日（日）に豊川市伊奈町のフロイデンホールで行われる、ミューズバレエスタジオ（豊川市中央通４）の第１１回発表会にゲスト出演、華麗な舞を見せる。
　永瀬さんは４年前に世界最高峰のバレエ学校の１つ、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー（サンクトペテルブルグ）を卒業。卒業後はウラジオストックの同劇場に所属し、くるみ割り人形、火の鳥、ジゼルなど、数々の演目で主役を務めている。テクニックの評価が高く、回転やジャンプなどが素晴らしい。
　発表会で永瀬さんは、眠れる森の美女より「オーロラの結婚」で、リラの
精を演じる。「ハイライト場面を演じる予定で、出演する子どもたちをサポートしながら、盛り上げていきたい」と意気込む。オーロラ姫は、昨年ベラルーシ国立舞踊学校を卒業し、指導者の道を歩き始めた片桐藍が演じる。
　発表会は午後３時から５時半ごろまで。入場無料だが整理券が必要。希望者は同バレエスタジオ（０５３３・８５・８５８６）へ。
（竹下貴信）