10日に号砲「アイアンマン70・3東三河」

　渥美半島や豊橋市神野ふ頭一帯をアスリートらが駆け抜ける「アイアンマン70・３東三河ジャパンｉｎ渥美半島」の競技が10日に開催される。当日は豊橋市総合体育館などでさまざまな応援イベントが開かれ、にぎわいを見せる。
　国際的な機関「ワールド・トライアスロン・コーポレーション」（ＷＴＣ）の公認レース。出場選手は国内外から集まった約７００人。スイム１・９㌔、バイク90・１㌔、ラン21・１㌔の１１３・１㌔（70・３マイル）を一人でこなす。８月にフィンランドで開かれる世界大会の予選も兼ねている。
　午前６時に田原市白磯５の「白谷海浜公園」でスイムからスタート。バイクで渥美半島を一周して海浜公園に戻り、ランで三河港大橋を渡って三河湾沿いに神野地区を抜け、豊橋市神野新田町の「豊橋総合スポーツ公園」でフィニッシュする。
　応援イベントとして、９日は白谷海浜公園で選手向けの「田原市マルシェ」が開かれるほか、10日午前10時から豊橋市総合体育館前駐車場で「アイアンマン　スイーツ＆フードフェス」、同11時から豊橋市まちなか広場「エムキャンパス」内で「エキスポ・アイアンマンストア東三河フードフェス」がある。キッチンカーなどが多数出店し、東三河のおいしいグルメを並べる。
　同じく11時からは豊橋駅周辺の飲食店など30店舗以上が参加する「ＴＯＹＯはしごナイト２０２３×アイアンマン」、午後１時からはエムキャンパスでＴシャツ、サンバイザーなどアイアンマン公式グッズが並ぶ「ＥＸＰＯアイアンマンストア」も開かれる。
　インスタグラムを使った撮影イベント「＃アイアンマン東三河を満喫」もある。大会や応援イベントの様子、東三河の観光スポットなどを撮影し、ハッシュタグ「アイアンマン東三河を満喫」をつけて投稿する。抽選で東三河の特産品が当たる。「あいちスポーツコミッション」公式インスタグラムアカウントをフォローして参加する。30日まで。
　レース開催時間中の午前６時～午後３時20分頃はコース周辺で大規模な交通規制がある。バイク競技は両車線とも原則通行止めになる。ランも歩道がない場所は規制が敷かれる。歩行者は横断歩道、車両は指定の横断場所以外ではコースを横断できず、保安要員の指示に従う必要がある。「東三河スポーツ地域振興財団」のホームページ＝ＱＲコード＝で地域ごとの規制図とう回路を案内している。
　問い合わせは東三河スポーツ地域振興財団（０５３２・25・５９６３）へ。
【岸侑輝】