豊橋市が災害ボランティアセンターを開設

　豊橋市は市社会福祉協議会と共同で、前畑町の市総合福祉センター「あいトピア」内に、市災害ボランティアセンターを開設している。７日付。
　２日に発生した豪雨による被災家屋の増大が見込まれたため、市は３日に準備室を設置、被災者ニーズの把握とともにボランティアセンターの開設を準備していた。５日には「被災された皆様へ」とした市からのチラシ（２万５００部）をポスティング、被災者ニーズの増加を見越し災害ボランティアの募集も始めた
　センターは当面の間、続ける。被災者の要望をまとめるとともに、ボランティア依頼の受け付け、災害ボランティアの受け入れ、マッチングなどの業務にあたる。これまでは同協議会登録ボランティアが被災者の相談に応じてきた。６～８日は21人が活動した。
　災害ボランティアの申込みは、市民協働推進課のホームページ＝QRコード＝で。対象は市内在住、在勤、在学の16歳以上。活動日ごと登録し、依頼があればメール連絡が来る。８日現在、延べ16人が申し込んだ。
　また、ボランティア派遣については同協議会（０５３２・57・２６０１）で電話相談（依頼）する。８日午後５時までに１人暮らしを含む市民から10件の相談があり、うち９件を受け付けた。浸水家屋からの水のかき出しや家具の運び出し、清掃や整理が中心で、３件が完了し、１件は継続、マッチング待ちが４件となっている。
【田中博子】