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「ビギン」が豊橋で白杖講習会

白杖体験をする参加者=さくらピアで(提供)
白杖体験をする参加者=さくらピアで(提供)

視覚障害者の自立へ第一歩

 東三河視覚障害者自立支援協会「ビギン」による「白杖の使い方講習会」が、豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で開かれた。新型コロナウイルス禍で中断しており5年ぶりの開催。
 「ビギン」は自立を目指す視覚障害者の「はじめの一歩」を支援する団体で、視覚障害者16人を含む24人が活動。パソコン講習や点字教室など開いており、白杖講習は年1回、豊橋と豊川で交互に開く。今年で11回目。
 講師のNPO法人「六星」(浜松市)の歩行訓練士2人を含め、白杖利用者を含むビギン会員や一般参加者、付き添い、視覚障害者ガイドヘルプボランティアなど計27人が参加した。
 講義では白杖の基本的な使い方やスマートフォンを使った「視覚障害者歩行支援アプリ」などの知識を深め、実技では持ち方や振り方、リズム歩行といった白杖操作の基本、階段昇降や点字ブロックの使い方など勉強。信号のある交差点で音声で道案内する「視覚障害者歩行支援アプリ」も体験した。参加者からは「歩行訓練の必要性を知った」「点字ブロックの意味や使い方がわかった」などの声が聞かれた。
 ビギンの服部めぐみ代表は「自己流ではなく安全に確実に歩いてほしい。歩行訓練の大切さや訓練後の外出がストレスなく安全である喜びを知ってほしい」などと呼びかける。
【田中博子】

視覚障害者の自立へ第一歩

 東三河視覚障害者自立支援協会「ビギン」による「白杖の使い方講習会」が、豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で開かれた。新型コロナウイルス禍で中断しており5年ぶりの開催。
 「ビギン」は自立を目指す視覚障害者の「はじめの一歩」を支援する団体で、視覚障害者16人を含む24人が活動。パソコン講習や点字教室など開いており、白杖講習は年1回、豊橋と豊川で交互に開く。今年で11回目。
 講師のNPO法人「六星」(浜松市)の歩行訓練士2人を含め、白杖利用者を含むビギン会員や一般参加者、付き添い、視覚障害者ガイドヘルプボランティアなど計27人が参加した。
 講義では白杖の基本的な使い方やスマートフォンを使った「視覚障害者歩行支援アプリ」などの知識を深め、実技では持ち方や振り方、リズム歩行といった白杖操作の基本、階段昇降や点字ブロックの使い方など勉強。信号のある交差点で音声で道案内する「視覚障害者歩行支援アプリ」も体験した。参加者からは「歩行訓練の必要性を知った」「点字ブロックの意味や使い方がわかった」などの声が聞かれた。
 ビギンの服部めぐみ代表は「自己流ではなく安全に確実に歩いてほしい。歩行訓練の大切さや訓練後の外出がストレスなく安全である喜びを知ってほしい」などと呼びかける。
【田中博子】

白杖体験をする参加者=さくらピアで(提供)
白杖体験をする参加者=さくらピアで(提供)

カテゴリー:社会・経済

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