「豊橋・学校いのちの日」
18日は「豊橋・学校いのちの日」。2010年のこの日起きた「浜名湖カッターボート転覆事故」を風化させることなく、再発防止の徹底を図る日、としている。市内各地の小中学校で18日を前後してさまざまな取り組みがあった。
西野花菜さん(当時12歳)が亡くなった事故から13年。豊橋市立章南中学校では、生徒が黄色い風船を大空に飛ばす「バルーン・リリース」などで花菜さんをしのんだ。
始業前の全校集会では、花菜さんの冥福を祈って全員で黙とうをした後、住田政大郎校長が命の大切さなどを語った。
生徒や教員は、各教室でメッセージカードに命の大切さや花菜さんへの思いを記し、バルーン・リリースに臨んだ。住田校長は「花菜さんや自分の大切な人を思い浮かべながら、セレモニーに臨んでほしい」と呼び掛けた。
当時の教員が作成したメッセージの群読、追悼歌「未来(あした)へ」の合唱をした後、カードを風船に付け、一斉に大空に飛ばした。
生徒会長の園部赳士さん(3年)は「生きたくても生きられない人がいる。普通に暮らしていけることに感謝したい」と話した。
元同校教員で追悼歌の作詞をした平野明子さん、同作曲者の杉山泰さんを招き、命をテーマにした講演会もあった。
【北川壱暉】
18日は「豊橋・学校いのちの日」。2010年のこの日起きた「浜名湖カッターボート転覆事故」を風化させることなく、再発防止の徹底を図る日、としている。市内各地の小中学校で18日を前後してさまざまな取り組みがあった。
西野花菜さん(当時12歳)が亡くなった事故から13年。豊橋市立章南中学校では、生徒が黄色い風船を大空に飛ばす「バルーン・リリース」などで花菜さんをしのんだ。
始業前の全校集会では、花菜さんの冥福を祈って全員で黙とうをした後、住田政大郎校長が命の大切さなどを語った。
生徒や教員は、各教室でメッセージカードに命の大切さや花菜さんへの思いを記し、バルーン・リリースに臨んだ。住田校長は「花菜さんや自分の大切な人を思い浮かべながら、セレモニーに臨んでほしい」と呼び掛けた。
当時の教員が作成したメッセージの群読、追悼歌「未来(あした)へ」の合唱をした後、カードを風船に付け、一斉に大空に飛ばした。
生徒会長の園部赳士さん(3年)は「生きたくても生きられない人がいる。普通に暮らしていけることに感謝したい」と話した。
元同校教員で追悼歌の作詞をした平野明子さん、同作曲者の杉山泰さんを招き、命をテーマにした講演会もあった。
【北川壱暉】