渥美農業高で「藤建設」が出前授業

　県立渥美農業高校で19日、地元の「藤建設」による出前授業があり、農業科３年生18人が測量機械操作などを体験した。
　選択科目で測量を選んだ生徒が参加した。現場で使われている光波やレベル、ドローンといった計測機械、建設用重機のバックホーを体験してもらおうと続いている。今回は新たにクレーンを装備したトラックのユニック車も加わった。
　指導は藤建設の社員らが担当し、生徒一人ひとりに教えた。生徒は会場を回って全ての機械を体験した。指示を聞きながら計器やリモコンを操作した。熟練の社員から褒められると、うれしそうに笑顔を見せた。
　体験した清田光流さんは「初めてだったが、分かりやすく教えてくれたので、楽しく簡単だった」と語った。
【岸侑輝】