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豊橋市、今年度も湖西市「企業シャトルBaaS」と連携

午後ダイヤの拡充や通勤時間帯の利用もできる企業シャトルバス(提供)
午後ダイヤの拡充や通勤時間帯の利用もできる企業シャトルバス(提供)

 静岡県湖西市は、企業の社員送迎バスを市民の足替わりに生かす取り組み「企業シャトルBaaS(バース)」の今年度の社会実験を9月1日から始める。豊橋市は昨年度に続き連携し、県境を越える一部路線のルートで利用動向を探る。
 湖西市内で操業するデンソーなど4社の運行ルートを生かし、送迎のない時間帯に「巡回便」を走らせて一般利用を可能にした。昨年度は8月から約半年、今年度は9月1日から来年1月末まで実証運行する。回数券を買って100円で乗車できる。巡回便の乗車は電話やオンラインでの予約が必要。
 豊橋市は昨年度から実証運行に参加。JR新所原駅南口を経て「デンソー豊橋東製作所」と「同湖西製作所」を結ぶ約8・5㌔に「原町」「中原町」「雲谷町」の3カ所を乗降場所に加え、地域住民の利用動向や使い勝手を検証している。
 今年度は昨年度の利用者アンケートから午前に3便集中していたダイヤを改め、午前と午後の2便ずつとして往復利用者の要望に応えた。
 また、雲谷町の乗降場所を大幅に変更。湖西市域の「梅田5丁目」から終点の「中原町」を結ぶ直線ルートを改め、雲谷町の乗降場所のみ北側へ大幅に変更した。
 さらに朝と夕方以降の通勤便にも乗車できるようになる。新所原駅の北口と南口を発着点に「豊橋東製作所」「湖西製作所」を結ぶ直行便に乗れる。JR線を使う通勤や通学の需要を探りたいという。
 湖西市の社会実験ではほかに3社の送迎ルートがある。「ソニーマニュファクチュアリング&オペレーションズ」は拠点集約のため来年6月で撤退することになったため、湖西市は「市のコミュニティバスやタクシーで補い、影響を最小限に抑えたい」とする。
 回数券は湖西市内で8月15日から、豊橋市二川窓口センターで25日から発売。問い合わせは豊橋市都市交通課(0532・51・2453)へ。
【加藤広宣】

 静岡県湖西市は、企業の社員送迎バスを市民の足替わりに生かす取り組み「企業シャトルBaaS(バース)」の今年度の社会実験を9月1日から始める。豊橋市は昨年度に続き連携し、県境を越える一部路線のルートで利用動向を探る。
 湖西市内で操業するデンソーなど4社の運行ルートを生かし、送迎のない時間帯に「巡回便」を走らせて一般利用を可能にした。昨年度は8月から約半年、今年度は9月1日から来年1月末まで実証運行する。回数券を買って100円で乗車できる。巡回便の乗車は電話やオンラインでの予約が必要。
 豊橋市は昨年度から実証運行に参加。JR新所原駅南口を経て「デンソー豊橋東製作所」と「同湖西製作所」を結ぶ約8・5㌔に「原町」「中原町」「雲谷町」の3カ所を乗降場所に加え、地域住民の利用動向や使い勝手を検証している。
 今年度は昨年度の利用者アンケートから午前に3便集中していたダイヤを改め、午前と午後の2便ずつとして往復利用者の要望に応えた。
 また、雲谷町の乗降場所を大幅に変更。湖西市域の「梅田5丁目」から終点の「中原町」を結ぶ直線ルートを改め、雲谷町の乗降場所のみ北側へ大幅に変更した。
 さらに朝と夕方以降の通勤便にも乗車できるようになる。新所原駅の北口と南口を発着点に「豊橋東製作所」「湖西製作所」を結ぶ直行便に乗れる。JR線を使う通勤や通学の需要を探りたいという。
 湖西市の社会実験ではほかに3社の送迎ルートがある。「ソニーマニュファクチュアリング&オペレーションズ」は拠点集約のため来年6月で撤退することになったため、湖西市は「市のコミュニティバスやタクシーで補い、影響を最小限に抑えたい」とする。
 回数券は湖西市内で8月15日から、豊橋市二川窓口センターで25日から発売。問い合わせは豊橋市都市交通課(0532・51・2453)へ。
【加藤広宣】

午後ダイヤの拡充や通勤時間帯の利用もできる企業シャトルバス(提供)
午後ダイヤの拡充や通勤時間帯の利用もできる企業シャトルバス(提供)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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